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最近、日本でも見られると言われているトコジラミ。
トコジラミの虫よけにディートが入った虫よけが効果ある様です。
トコジラミとは
トコジラミは、カメムシの仲間ですが、カメムシとは違い
人の血を餌としています。
成虫の大きさは5mmから8mmぐらい。
昼間は、様々な隙間に隠れてますが、暗くなると出てきて
人の血を吸います。
血を吸われた人は、1週間ぐらい強烈なかゆみが続きます。
トコジラミは昔日本にも存在していましたが、
殺虫剤などで駆除され近年まで、あまり居ませんでした。
最近のトコジラミは、スーパートコジラミと言われて
多く使われているピレスロイド系殺虫剤が効きにくくなっています。
また、繁殖力もとても高いので、一度家に入られたら
駆除に100万円以上掛かると言われています。
最近では、トコジラミにも効果がある、くん煙剤が
販売されていますので、初期なら効果があるかもしれません。
家中に広がると、ありとあらゆる隙間に住み着くので
なかなか駆除は難しいです。
ディートが入った虫よけ
ディートが配合された虫よけに、サラテクトなどがあります。
実際に効果はある様で
ディートによるトコジラミの吸血行動の阻止効果
という論文も出ています。
効果的な使い方
出かける前に、ズボンや上着、カバンが布製の場合は
に虫除けをスプレーします。
虫除けをスプレーする事で、カバンや着ている服に
トコジラミが付着しにくくします。
スーツケースの様に表面がツルツルした素材のモノは
トコジラミは滑って、落ちるので虫除けは不要です。
トコジラミで気をつけること
場面別で、トコジラミで気をつけることをまとめました。
ホテルなど
海外のホテルもですが、最近はインバウンド客の影響で
日本のホテルでもトコジラミが増えている様です。
まず部屋に到着したら、カバンは、空の湯船に置くと良いです。
湯船はツルツルしているので、トコジラミは侵入出来ません。
次に、ベッドの角のシーツをめくって、マットレスや
ベッドのフレームとの隙間や、壁との隙間に黒い小さな汚れや
トコジラミやトコジラミの卵が無いかチェックします。
黒い小さな汚れは、血糞と言われていて
すでにこの部屋で前に滞在した人が血を吸われています。
もし、血糞などが見つかった場合、
できれば部屋を変えてもらうと良いでしょう。
もし、出来ない場合は、寝る時に照明をつけっぱなしに
すると、トコジラミに吸血されにくくなります。
その場合は、トコジラミを自宅に持ち帰らないために
カバンは風呂場に置いておくと良いでしょう。
自宅
トコジラミは、いろんな国に広がっていますが、
温かい地域にある国から送られてくるダンボールには
トコジラミが潜んでいる可能性があります。
海外から来たダンボールは特に注意が必要です。
ダンボールは玄関などで開封、解体し
なるべく室内に持ち込まない方が良いでしょう。