iPhoneがWifiに繋がらない、Wifiグレーアウトと修理方法

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先日、オークションで落としたiPhone4S

容量が32GBなのでいろいろゲームアプリでも入れてみようかと思っていました。
しかし、使おうとしたらネットワークに接続できませんと表示されます。

前日の夜までは問題なく接続できていました。
再起動などをしてもダメ。

画面の下からスワイプして出すコントロールセンターの
Wi-Fiボタンが黒くなっていました。

Wi-Fiグレーアウトとは

Wi-Fiグレーアウトとは、Wi-Fiを有効化するボタンがグレー化して、
ボタンが押せない状態のことを言います。

コントロールパネルからWi-Fiをオンにできません。

Wi-Fiが黒く無効化になった4S

また、設定からWi-FiをONにしようとしましたが、Wi-Fi自体が無効になっているようです。
Wi-F:利用できません
表示「Wi-F:利用できません」もバグってます。

iPhone4Sグレーアウト現象の原因

iPhone4Sで多発するグレーアウト現象は、イヤフォンジャックの後ろ側にある
Wi-Fi&Bluetoothチップが断線しているのが原因みたいです。

場合によっては、チップが故障している可能性もあります。

落下などのショックで、半田にクラックが入って断線するのが原因かもしれません。
しかし、ず~っとベッドの上に合った私の4Sがなぜ発症したかは分かりません。

もしかしたら熱などが原因でWi-Fi&Bluetoothチップが、故障しているかもしれません。

これは基板の問題なので、多くのiPhone修理をやっているショップでは対応不可能です。

多くのiPhone修理をやっているショップでは、液晶やバッテリーなどの部品交換は
可能ですが、基板上の部品の交換は高度な技術が必要なのでできません。

Wi-Fiグレーアウトの修理には、iPhoneからロジックボードを取り出します。
取り出したらロジックボード上のチップの半田を直したり、
チップの交換の必要があります。

海外のYoutube動画を見るとヒートガンを使って、チップを取り外したり
取り付けたりしていました。

ちなみに、このチップは日本の村田製作所製で
海外のサイトで2千円ぐらいで買えるみたいです。

グレーアウト現象のソフト的な解決方法

グレーアウト(greyed out wifi)はソフト側の問題の可能性もあるので
ソフト側の問題の場合は以下2つで解決する可能性があるみたです。

  1. ネットワーク設定のリセット
  2. iTunesで復元をする(バックアップを取ります)

【参考】iOS:Wi-Fi の設定がグレイ表示になっている、または暗くなっている
ネットワーク設定の初期化は
設定→一般→リセット→ネットワーク設定をリセット
でできます。

Wifiグレーアウトの症状

今回はソフト的な方法では直らなかったので、ハードの問題のようです。

グレーアウトになってからの症状

  • 設定→一般を開くときに数秒フリーズする
  • バッテリーの減りが速い
  • 設定→一般→情報のWi-Fiアドレスがなし
  • 一応、Bluetoothは接続できた(Wifi・Bluetoothが同一チップのため)

ハードが原因のWi-Fiグレーアウトを修理する方法

一番確実なのはApple Storeに持って行くことです。

このiPhone4Sの場合は保証が切れているので2万、修理に掛かります。
さらに自分でバッテリー交換もしたので修理(交換)を断られる可能性もあります。
金額が高いのとバッテリー交換済なので、今回はパスしました。

多くのiPhoneの修理をする店では、基板の修理はできないので
グレーアウト現象は直せません。

基板の修理ができる東京の新宿にある店では、
8000円〜12000円で直せるみたいです。

通常は8000円ですが、チップの交換は必要な場合は
12000円になるみたいです。

自己責任!ドライヤーで修理する方法

直らない場合や、他の部品が壊れる可能性があります。
保証期間が残っている場合は、素直にAppleの持って行った方が良いです。

自己責任なので、他の場所が壊れるかもしれません。

iPhone4Sのイヤホンやカメラ付近をヘアーアイロンで暖める

方法は、iPhone4Sのイヤホンやカメラ付近をヘアーアイロンで暖め

ヘアーアイロンで暖めたため高温注意が出たiPhone4S A

高温注意が出るまで暖め続けます。

高温注意が出たらやめて、常温になるまで冷まします。
常温になったらネットワーク設定のリセットをすると直る事が多いみたいです。

ちなみに、ヘアーアイロンでは半田は溶けません。
熱膨張や収縮でクラックしたハンダが、一時的に接触しているだけなので
再発しやすいみたいです。

ヒートガンがあれば基板を取り出してチップを加熱して上から押す事で
直るかもしれません。

ドライヤーの加熱は何回もすると接着などがやられる可能性もあります。

結局、何回か試しましたが復活しませんでした。

追記

その後、その新宿のとある所に修理に出してWifiは使える様になりました。
費用はチップ交換費用 12,000円。

アップルストアでのOOW(保証外)修理の価格は19,800円。
この金額なら、あと8千円足してアップルストアに修理、
多分交換になるけど出した方が良かったかもしれません。

ちなみに、修理後Wifiは使える様になりましたが、
BluetoothがONにならなくなりました。

ちなみにチップの交換は、修理に出した時はここのみでした。
http://ifix-japan.jp/

ちなみに店主は中国の方で日本語は喋れますが、
メールで依頼しているのに、何度も電話してきますがWifiチップが生きていれば
8000円から修理できるので、できるだけ安く直したいならぜひ。
千円から1万円ぐらい追加してアップルのOOW(保証外)修理に出せば
良かったなと思っています。