PCX125に燃料添加剤フューエルワンを入てみた

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今乗っているPCXも3年が経過しました。
【関連】スマートキー搭載の2018年式PCXはいいぞ!

年月が経ってくるとエンジンの汚れ、特にカーボン噛みが
心配になってきます。

Youtubeなどでは、フューエルワンが良いと言われていて
いつか使おうと思っていました。

先日、アマゾンで購入したので、実際に使ってみました。

フューエルワンの効果

フューエルワンは

  • 最高純度のポリエーテルアミン(PEA)
  • インテークバルブデポジット清浄剤

の成分が配合されています。

主に2つの効果があります。

燃焼室や吸排気バルブに蓄積されたカーボンの除去。

キャブレターや、インジェクターのワニス・ガム質の汚れの除去。
鉄製の燃料タンクのサビ予防、燃料劣化抑制の効果があります。

エンジンが始動出来なくなる、カーボン噛みはバルブにカーボンが溜まり
バルブが完全に閉じれなくなり、圧縮不良で発生します。

一番のメリットは、フューエルワンを入れる事で、
小排気量バイクに発生しやすいカーボン噛みを予防出来ます。

エンジンに溜まったカーボンを除去するので、新車に入れるのは
意味がありません。

新車や比較的新しい車両なら、フューエルワンではなく
フューエルツーがおすすめです。

フューエルツーは、カーボンが溜まるのを予防する効果があります。

注意点

濃度

商品の説明には20L~60Lに1本(200mL)と書かれていて
濃度に直すと、約1.0%~約0.3%となります。

説明にも書かれている通り、1%を超えていれては駄目です。

これは配合されている成分のPEAが燃えにくい物質のため
入れすぎるとエンジン不調の原因となります。

0.8%でもパワーダウンなどの影響がある様なので、
0.5%ぐらいが良い様です。
【参考】ワコーズ フューエルワンの効果検証 【入れ過ぎ注意】投入給油後の燃費とパワーは?

エンジンオイルは汚れるかもしれない

フューエルワンは、エンジン燃焼室のカーボンを除去しますが
除去されたカーボンが何処へ行くのか?

一部は燃焼されるかもしれませんが、エンジンオイルに
カーボンなどのデポジットが移る様です。

動画で登場する添加剤は、フューエルワンでは無く、AZのFCR-062ですが
同じポリエーテルアミン(PEA)は配合されています。

なので、オイル交換直後では無く、
オイル交換前に入れた方が良いのかもしれません。

フューエルワンをPCXに入れてみた

ネットを見ると、ガソリンを空にしてから入れる人が多い
みたいですが、早く入れたかったので、途中でいれました。

PCXのガソリンタンクは8Lで約半分だったので、4Lとして
フューエルワンの入れる量を計算します。

計算はこちらから
溶液の濃度計算ツール

下の方の、溶媒と濃度から溶質の量を計算する
から、4Lと、濃度の0.5%で計算すると

溶媒から濃度から溶質の量を計算する溶媒4Lと濃度0.5%から、溶質が20mlと計算

なので、20mLフューエルワンを入れます。

その後、ガソリンを4L入れたので今度は
0.6%で計算し、約25ml入れました。

フューエルワン缶とメートルグラスで計量したフューエルワン

PCXか給油のフタが奥まった所にあるので
比較的口の小さい、メートルグラスで計量すると入れやすいです。

私のPCXはパワーダウンなどは感じていなかったので、
フューエルワンを入れてもトルクアップなどの変化は感じられませんでした。

ずーっと入れ続けるモノでも無いので、
購入したボトルを入れ終わったら1年ごとに入れようか
と思っています。