ポケモンGOの熱からiPhoneを守る保冷剤による熱対策

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主に日曜日に遊んでいるポケモンGO。

ポケモンGOをiPhoneで遊んでいると問題になるのが
電池の減りと発熱です。

電池の減りは、半日で30%以下になるので
1日遊ぶならモバイルバッテリーが必須です。

熱は、ツィッターでも熱が原因でスマホが故障したとか言うツイートも。

実際高温になるとバッテリーの劣化を早めます。
また、iPhoneのロジックボード上にあるICなどの半導体は
熱が高いほど故障率が増加します。

「半導体 寿命 温度」で検索すると分かると思います。
アレニウスの法則という法則があり温度が30度なら故障率が1ですが
60度になると故障率が10倍にもなります。

他にはハンダ面のクラック。

ICなどのパッケージとロジックボードなどの基板は熱収縮率が違うので
熱によって半田にストレスが掛かります。

場合によっては半田にクラックが入り、接続不良を起こすそうです。
これをストレスマイグレーションと言うそうです。

今、iPhone6で発生している発生しているタッチ病もこれ。
タッチ病は熱だけでは無く本体が曲がりやすい事も影響して
基板とLSIの間の半田にクラックが発生している様です。

これを直すには基板を半田が溶けるぐらいまで
温める必要があるのでApple Storeなどでの修理は無理でしょう。

保冷剤によるiPhoneの熱対策

iPhoneの発熱対策には、保冷剤が一番。
ただし、注意点があります。

必ず、常温の保冷剤を使う

保冷剤は通常、冷凍庫に入れておき
凍らして食品などの保冷に使います。

しかし、スマホなどの熱対策に使う場合は
必ず常温の保冷剤を使います。

理由は、結露。

保冷剤は冷えているので、外気の湿気が結露します。

これをスマホに当てると、スマホが一気に冷えます。
ケース内部の温度が低くなり結露が発生します。

発生した結露がロジックボード上などでショートの原因となり
スマホが故障します。

冷蔵庫の温度でも結露する時はするので
常温の保冷剤を仕様し温まってきたら別の保冷剤を
ローテーションして使うと良いです。

用意するモノ

セリアで買った弁当用の保冷剤とiPhoneSE・5用ケース
  • 保冷剤
  • 加工済みのケース・カバー

2つとも、100円ショップのセリアで購入しました。
ケースは背面を大きく切り取るので安価なセリアのケースにしました。

iPhoneSEが発売されているので、
iPhone5Sにも使えるケースが復活しています。

保冷剤は弁当用のモノを使用。
3個入っていたのでローテーションして使います。

ケースはそのままだと熱がこもるので加工が必要です。

iPhone5Sと放熱用の穴を開けたケース

こんな感じに、背面を大きく切りました。

使い方

iPhone5Sの熱を保冷剤で吸熱し放熱

背面に保冷剤を押し付ける感じで持つだけ。
iPhoneの背面が、保冷剤に接触している必要があります。

しばらくすると暖かくなるので、暖かいと感じたら別の保冷剤に
交換して下さい。

特に充電中は発熱が多いです。

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