HDDのロード・アンロードとは

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ロード・アンロード方式はハードディスクの
電源が切れる時にデータを読み書きするヘッドを、
プラッタの外に退避させます。
HDDによっては衝撃を受けた時に一時的に、
ヘッドを退避する物もあります。

この方式だと急に電源が切れてもすぐにヘッドが退避します。
(電源が切れる時にカコンという音がします。)

主に2.5インチのハードディスクでは、
ほとんど採用されています。
(ノートパソコンで使われてます。)
3.5インチではロード・アンロード方式は、
ほとんど採用されて無く、日立GST(HGST)のみが採用しています。

ロード・アンロード方式の他はCSS方式があります。
CSS方式はプラッタ(ディスク)の中心付近を使わずに、
中心付近のエリアをヘッドの離着陸場所として使用しています。

また、CSS方式の場合はパソコンの電源管理に注意が必要です。
私のパソコンはHGST製なのでロード・アンロード方式ですが、
電源の設定で10分おきに電源を切るように設定したあります。

ただし、CSS方式を採用しているHDDの場合は、
HDDの電源はつけっぱなしのほうがよいでしょう。
CSS方式の場合電源を切るたびヘッドが離着陸するため、
電源を切るたびヘッドが摩耗します。

私の使っているHDDはほとんどHGSTですが、
物理的に壊れたことはないんです。
FのHDDは最悪でした、店で激安!って書いてあっても
手は出しません。
最終的にはどのHDDも寿命があります。
SMART情報や不良セクタを時々見ましょう。