盗聴を防げるiPhoneのDFUモードにする方法

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先日、ネットで話題になった記事
【参考】電源をオフにしたiPhoneのマイクロフォンを使ってユーザーを盗聴&監視することが可能

電源がOFFになったiPhoneもマイクを使った盗聴が可能

元NSA職員で現在亡命中のエドワード・スノーデン氏は、
NSAは電源を落としたiPhoneであっても外部から操作して盗聴や監視を行うことが可能であるとのこと。

また、iPhoneのハッカーでも電源が落とされたiPhoneを盗聴出来るみたいです。

これはiPhoneにマルウェアが仕掛けられていた場合、
スリープボタンを長押し電源をOFFにする、偽の「スライドで電源オフ」が出て
画面は何も表示されず電源が切れている様に見えますが、
裏では外部からのコマンドを受付、マイクを起動して盗聴することが可能とのことです。

盗聴を防げるDFUモードとは

DFUモードはDevice Firmware Upgrade の略。
リカバリーモードよりも特殊なモードで、iBoot (Bootloader) を読みこまず
最低限のハードウエアだけが起動している状態みたいです。

Apple公式にはDFUモードに関する記述は無いみたいです。

脱獄からの復元(入獄)でも使われるみたいです。

iPhoneをDFUモードにする方法

DFUモードにするには
電源がONの状態のiPhoneをiTunesを起動したパソコンに接続します。
一旦、スリープボタンを長押しし、「スライドで電源オフ」をスワイプしてOFFにします。

電源が切れたら、スリープボタンを1秒押します。

リンゴマークが出たら、スリープボタンを離します。
すぐにホームボタンとスリープボタンを10秒押します。
するとりんごマークが消えるので
スリープボタンを離して、ホームボタンのみをさらに10秒押し続けます。

失敗するとリカバリーモードになりiPhoneの画面に
iTunesのアイコンと4Sの場合はDockコネクタが表示されます。
最初のホームボタンとスリープボタンの同時押しが短いとリカバリーモードに
なってしまうみたいです。
iTunes上でリカバリーモードと表示されたiPhone4S

iTunesではリカバリーモードと表示されますが、
画面に何も表示されてない場合は、DFUモードに入っていると思います。
【参考】[JailBreak] 簡単な DFU モード 突入方法 と 確認方法 (手順)(リンク切れ)

DFUモードから復帰する方法

DFUモードから復帰するにはリンゴマークが出るまで
ホームボタンとスリープボタンを押し続けます。

10秒ほど長押しすればリンゴマークが表示されると思います。
ちなみに、リカバリーモードもこの方法で復帰することが出来ます。

DFUモードに入っているか調べる方法(Windows)

確実にDFUモードに入っているか、USBView というソフトを使用します。
USBViewを起動したiPhoneを探して
USBViewでiPhoneがDFUモードに入っているか調べる

Apple Mobile Device(DFU Mode)があればDFUモードに入っています。

あとがき

DFUモードにするにはパソコンが必要ですし、手順もかなり面倒です。

盗聴を防ぐにはこんな電波を通さない袋に入れるのが一番簡単な気がします。

袋に入れるだけで圏外に出来ます。

最新のiPhone 13 max Pro も入る大きさですし
スマートキーのリレーアタックを防ぐ効果もあります。