高圧でのスポット溶接は危険!!

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前に作った300V電源。
実はスポット溶接も瞬間的に大電流を流して溶接するので
仕組みは同じです。

なので溶接出来るかステンレスのワッシャーと薄い金属で試してみました。
溶接棒はホームセンターで売っていたテスター棒。
しかし、被覆ばかりで銅線は細いのでACコードに変えました。

机の上に透明なプラスチックを置いて実験開始。

300V電源の蓋をあけてテスターで電圧を見ながら
まず50V。
ぷっつと音がして多少、付きましたが引っ張ると取れてしまいます。
次に100V、まだ弱いので
200Vで試したところ
目の前で
パン
と大きな音とスパークが発生しました!!!
線爆発並の音とプラズマ

が目の前で発生しました。
結果は溶接棒が溶接されてしまいました。

ということで実験失敗です。

s-IMG_1820

プラスチックが黒くなり、溶接棒の先端が丸くなってしまいました。

市販品などでは安全な25V以下らしいです。
また、自作する場合は大容量電解コンデンサとMOS-FETを使ったスイッチ
が必要です。

若松通商で高耐圧コンデンサと一緒に35V15000μF×2と90Aのサイリスタモジュール
なんとサージ1800Aまで流せる物を買ったので必要になったら作ろうかと思います。
25Vだと充電はACアダプタでもOKですが、間に電球や抵抗が無いと電解コンデンサの
充電時に大電流が流れてACアダプタが壊れます。
電流制限機能付きの電源ならそのまま接続してもOKです。