アモルファス太陽電池

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アモルファス太陽電池はシリコンを薄く蒸着して
製造していてます。
シリコンの量が少なくて済むので値段が安くなります。
電力変換効率が8%前後で結晶シリコンを使った
太陽電池よりは変換効率が落ちます。
また、アモルファスシリコンの光劣化の問題も
ありますが現在では改善されている様です。

面積で比べれば結晶系太陽電池が有利ですが、
温度上昇や日射角度による効率低下が少ない
という特徴があります。
結晶シリコンの電力変換効率は太陽電池が熱くなれば
変換効率が落ちますが、
アモルファス太陽電池の場合反対に上がります。

また、アモルファス太陽電池は
電卓にもよく使われています。
電卓に付いている太陽電池の出力は
微量ですが、蛍光灯の光でもしっかり発電します。

最近では
アモルファスと結晶系シリコン太陽電池を
掛け合せたハイブリッド型の太陽電池が登場しています。
三洋電機のHIT太陽電池がその一つです。

ちなみに最近までアルファモス太陽電池と勘違いしていました。

あと、太陽電池ってなかなか売っていませんが、
マルツで売っているCNS715はアモルファス型です。
画像では分かりませんがガラスです。
ちなみにCNS715は中国の
CN Solar Technology が製造しています。