定電流充電と定電圧充電

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鉛充電池やニッケル水素電池(Ni-MH)を充電する方法として
定電流充電定電圧充電があります。

定電流充電は、鉛充電池標準の充電方法とされています。
よく、バッテリには500mAで何時間とか書かれています。

定電流充電は一定の電流を流して充電する方法です。
充電電圧は電流の流れ具合によって変わってきます。
劣化の起こったバッテリ電流を流さない場合、
一定の電流が流れるまで電圧が上がります。
(電源電圧以上は電圧が上がることはありません。)

また、定電流回路でも使われるLM317の場合、
電源電圧とバッテリ印可電圧の差が熱として捨てられるので
あまり、電源電圧を高くすると、猛熱を吐くので
放熱対策が必要になります。

バッテリの充電が終わり一定の電流を流すので、
過充電にならないように対策が必要です。

対策としては、
タイマーを組み込んで一定の時間で電流を切る。
電圧を検出して電流を切る、トリクル充電に移行など。

市販のバッテリ充電器は多くはこのような対策がされていますが、
中には電流を流すだけの充電器もあります。

定電圧充電一定の電圧で充電する方法。

バッテリの電圧が低い時は大電流が流れ、
バッテリの電圧が高くなってくると流れる電流が少なくなります。

定電圧充電の場合、
もし、バッテリの電圧が高かった場合、
定電圧回路へ電流が逆流するので、逆流を防止する
ダイオードを出力に入れる場合があります。

また、バッテリ電圧が低い時は
比較的大きい電流が流れるため、
回路保護のため、電流を制限する抵抗、
電流制限抵抗を出力に入る場合があります。

電流制限抵抗は1Ω程度のコンクリート抵抗を
使用します。

定電圧充電は充電が終わりに近づくと
充電電圧とバッテリ電圧の差が無くなってくるので
殆ど電流が流れなくなります。
なので定電流充電の過充電対策は不要ですが、
充電電流が変動するので比較的、充電に時間がかかります。

よく、バイクバッテリのトリクル充電器は定電圧充電
方式です。
電圧は12Vになっているので満充電(フル充電)は出来ませんが、
冬などバイクを乗らない時のバッテリの維持に使われています。
ちなみに鉛バッテリの満充電電圧は12.6Vですので満充電する場合には
12.6V以上の電圧が必要です。