前、こんなTogetterまとめがありました。
要注意!写真データをメモリーカードにアルバム用途で保管してはいけません

SDカードだけでなく、USBメモリも同じフラッシュメモリ。
数年以上の保管でデータが消える可能性があります。

SDカードとUSBメモリ、両方ともフラッシュメモリ

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長い間書き換えられないデータは蒸発の可能性

SDカードをアルバムとして保管するとなると
何年~何十年スパンでの保管になると思います。

しかし、フラッシュメモリに保存されるデータの保持期間は有限です。

フローティングゲートに充電した電子によって情報を記憶するという構造のために、書き込まれたデータの保持期間は有限である。メーカーの公称値では、書き換えによって劣化していない状態(書き換え限度の10%以下)で数年(TLC)・5年(MLC)・10年(SLC)、書き換え限度まで達した状態から1年となっている。これは環境の影響を受け、高温や放射線のあたる環境下においては保持期間は通常よりも短くなる(条件次第では使用不能もありうる)。

フラッシュメモリ - Wikipediaより

早くて数年、遅くても10年でデータは蒸発してしまいます。
なので、SDカードなどのフラッシュメモリをアルバム用途で使うのは不向きです。

こんな記事もあります。
【フラッシュメモリー編】 長期間放置するとセル内の情報が消える

データの蒸発を防ぐには定期的に書き換えを行う事ででデータの
蒸発を防ぐ事が出来ますが、別の問題も発生します。

フラッシュメモリの寿命

フラッシュメモリは書き換えにより劣化し、安いSDカードで使われるTLCだと
1000回ほどで寿命に達してしまいます。

寿命と言っても、特定のセルのみ寿命になるので
書き込んでも書き込みが反映されない状態。

場合によっては巡回冗長検査エラーでSDカードが
未フォーマットと認識される可能性もあります。

SSDだとコントローラーが発達しているので書き込みを
分散してくれるので寿命がより長くなります。

メモリカードは静電気に弱い

特に冬に注意してもらいたいのが静電気。

SDカードなどには多少の静電気対策はしてあると思いますが
バチッと来るレベルの静電気には無力です。

静電気の電圧は1万V(10KV)
そんな電圧をSDカードに印加すれば静電破壊を引き起こします。

対策

SDカードなどに触る時に体に溜まっている電荷を抜きます。
さわる直前に行います。

一番確実なのは車など金属製のモノに触る事。

まわりにそんなモノが無い時は
壁紙を貼った壁にしばらく触るだけで静電気を逃す事が出来ます。
【参考】静電気を知ろう ~実験教室など毎日開催~

データの消失に備えるバックアップ

SDカードにしてもハードディスクにしてもいつかは壊れるので
バックアップが大事です。

出来れば3箇所にバックアップすれば、
よりデータ消失の可能性を下げる事が出来ます。

バックアップ先

バックアップ先は出来ればHDDの方が良いと思います。
容量も大きいですし、磁気データなのでよっぽどの高温にならない限り
データが蒸発する事はありません。

ドライブ本体は故障するので、1年~2年に1回ドライブを
買い換えると良いでしょう。

最近、3TBの外付けハードディスクも1万円台で買える様です。

写真だけならクラウド保管も

最近いろいろなサービスがあり
写真だけならクラウドで保管するのも良いと思います。

例えばGoogle フォト

Googleなので写真の検索などに強いと思います。

ただ、無料・有料にかぎらずサービスが終了する事も多くあるので
バックアップは手元に置いておくと安心です。

動画も含めると容量が大きくなるので
有料登録しないと容量が逼迫してしまう可能性が高いです。

まとめ

SDカードは一時的な保管に利用する。

アルバムみたいにメモリーカードを長期保管すると、
いつの間にかデータが消えている可能性があります。

紙の写真だと色褪せていたり、虫食いなどが発生する可能性がありますが
写真自体は残ります。
しかし、デジタルだと何も残りません。

アルバムみたいにするならGoogle フォトなどクラウドサービス
で保管すれば検索も楽々。

ただし、クラウドサービスはいつ終了するか分からないし
クラウドとは言えデータが消失しないとは限らないので手元に
写真のバックアップを置いておけば安心です。