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100円ショップのセリアで売っているランチャーライト9LED。
アルミ製の本体に単4電池3本を電源に、白色LEDが何と9個も付いているライト
これが百円+税です。
分解すると、本体と電池ケースとスイッチ兼フタの3つに分かれます。
今回は、このライトをブラックライトに改造してみました。
ブラックライト化にするのに使うLED(OSV5YL5111A)
秋月で10個200円で売っていたLED、OSV5YL5111Aです。(I-04775)
中心波長は405nmと波長的にはネイルで使われるジェル(紫外線硬化樹脂)を
硬化させるのに適しています。
400nm以下が紫外線、以上が紫色となるみたいなので
紫外線LEDと言うよりは紫色のLEDの言った方が正しいのかもしれません。
と横にあるのはウランガラスのビー玉です。
ちなみに、紫外線と聞くと殺菌とか言うイメージがありますが、
あれは265nmなどの深紫外線でDNAを効果的に破壊し殺菌するみたいです。
深紫外線のLEDはあるにはありますが、まだ1つが5千円とか1万円i以上とかのレベルなので
個人使用なら普通の殺菌灯を買った方が良いです。
また、ブラックライトと言うと1万円札などの紙幣の印鑑が光ると言うイメージがありますが
1万円札の印鑑などは若干波長が違い、375nmの波長の光でないと光らないそうです。
【参考】夏休みの自由研究のヒント:ブラックライトで遊ぼう
ランチャーライト9LEDの分解
ランチャーライト9LEDをブラックライトの分解は電池ケースを出すと分かりますが、
リングが基板の回りとアルミ本体の間にあります。
割り箸などの棒で、ライトのアルミ本体にあるリングを押して(叩いて)、押し出します。
間違っても、基板を押さないこと、弱いので割れる可能性があります。
リング、基板などは反対側に抜けるので、バランスよく押す(叩く)と良いです。
外れるとこんな感じです。
リング、反射板、LED&基板とプラ板です。
LEDの交換は、最初にプラス側端子を外して、半田吸取器で半田を吸い取って
交換しました。
プラス端子のそばにある電流制限用のチップ抵抗は再利用するのでそのままにします。
あとは逆手順で元に戻します。
LEDはプラ板を押しこめば固定されますが、不安ならエポキシ接着剤で
接着すると良いと思います。
瞬間接着剤を使うと回りが白くなってしまうので注意。
ブラックライト化したランチャーライト9LED
目視で見るとそんなに明るく無い様な気がしますが、
iPhone経由で見るとまた違って見えます。
最初の方に登場していたウランガラスのビー玉。
ウランガラスのビー玉にブラックライトを当てると黄緑色の光を発します。
このビー玉は名古屋の東急ハンズで買ったのですがウランと付いているので放射性元素
ではありますが、出る放射線は僅かでブラウン管PCモニタと同程度との事です。
【参考】ウランガラスの解説です。
あとがき
今度は、375nmのLEDで1万円札などのお札が反応するブラックライトを作ろうかと
おもいましたが、400nm以下の紫・紫外線LEDは秋月には無く、
他では高いのでやめました。