バッテリ回復・デサルフェーター3号機製作・2

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このページではデサルフェーター3号機のパーツについて説明します。

コイル(L1)
デサルフェーター(パルサー)の心臓部である
220uHのコイルは220uHで無くてもいいみたいです。
出来ればトロイダル型(リング状)の物が、
磁束が安定して良いようです。
自作のデサルフェーターの場合、ジャンクの
トロイダルコアに適当に巻いて作りました。
3号機の物は昔ACアダプタか何かから取った物。
少しコイルの巻き数が少ないので、
今回はこれを使用しました。
もし、このコイルがさわれなくなるぐらい
熱くなって居る場合は、
コアサイズが小さいなどが原因で磁気飽和が
起こっている可能性があります。
この場合はタイマーIC 555でt2を調整するか、
コアサイズを大きい物します。
具体的には555の6ピンから出ている22Kの抵抗を
を少なくします。
1号機は最初マイクロインダクタを使っていたので
ものすごく熱くなっていました。
この時は22kを並列に配置して11Kにしました。
その後、コイルは変更しました。

コイル(L2)
1000uHのコイルです。
バッテリに接続した時に発生したパルスが、
回路に戻らないようにするコイルです。
1000uHも要らないと思います。
2号機は500uHを使用。
1,3号機は自作コイルなので分かりませんが、
1000uHもありません。
実際は100uHあればいいと思います。

555タイマー
秋月電子通商で5個パックで100で売っています。
555タイマーは複数の会社から出ていて、
ピン配置も一緒です。
今回はCーMOS版のLMC555を使いました。
C-MOS版なので消費電力は低いですが、
静電気に弱いので取扱には注意して下さい。
また、C-MOS版でなくでも逆接するとタイマーICが
飛んでしまうので注意して下さい。
ICソケットを使用した方が楽です。

FET
FETはON抵抗が低く、
耐圧が60V以上(ドレイン・ソース間電圧)
ドレイン電流が2A以上であれば何でもいいと
思います。
3号機は東芝2SJ464を使用。
耐圧:-100V ドレイン電流:-18V(DC) on抵抗:64mΩ
また、使用してみて熱くなる用であれば、
FETの交換、または、t2の調整が必要かもしれません。

LED
LEDは555タイマー側に電気が来ているか、
確認するものです。
本当は220uHのコイルをまたぐように、
配線する予定でしたが、
2号機でLEDがいくつも壊れたため、
場所を変更しました。

線材
バッテリへ接続する電線の事です。
太い方がパルスが衰退しにくいのですが、
ケースに入れるので限界があります。
太く出来ないので短くすればいいと思います。
なるべく太めの線を誓っています。
ーラインはAC100V用の電線を使用。
+ラインはヒューズの物をそのまま使用しています。

フューズ
これは無いとダメです。
ずーっと見てればいいのですが。
大元のアメリカのサイト(もう無いです)の回路図を
見るとヒューズは2Aになっています