バッテリ回復・デサルフェーター3号機製作

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バイク用のバッテリ前AF34ライブディオに、
付いていた物のサルフェーション除去に
3台目を作成しました。
デサルフェーター3号機

s-DSC00407

3台目は電源に接続して使う据え置き型に
しようかと思います。
バッテリのみでも使用出来ます。

元の回路図は
http://okmeister.hp.infoseek.co.jp/battery/
こちらのサイトにありますが閉鎖しました。

このサイトの物を元に回路図を作りました。
デサルフェーター3号機の回路図
変更箇所はFETは入手性もあり変更しました。
FETはPチャネルのMOS-FETでON抵抗が少ない
(たぶん1Ω以下)で耐圧が60V以上、
であれば何でもいいと思います。
電解コンデンサは3個使用してますが、
555側と、リップル電流を一時的に充電する、
物なので100uF 35Vで統一しました。

据え置き型としての設計なので少しパルスを
強くするため元々470KΩから300KΩに変更しました。
これによって555から出力される周波数が、
1.92kHzになりました。
デューティ比が6.8%になりましたが、
触れないほど発熱していないのでそのまま、
使用することにします。
パルスを強くするためコイルはインダクタンスは
不明ですが巻き数の少ないものを使用。
パルス発生用の電解コンデンサを2つ並列で使用
しました。
外部電源入力は12VのACアダプタを使います。
外部電源が入力されるとパルス充電になります。
また、本体にはパルス発生回路をOFFに出来る、
スイッチが付いています。
これは、バッテリを接続せずに外部電源を入力すると、
高電圧(AC40V~)が発生して不意に触ると
感電する危険性があるため、
パルスOFFスイッチを付けました。

12Vでは低いように思いますが、パルス昇圧
されるので12Vで十分だと思います。
外部電源12VでパルスONの時解放電圧は16Vありました。
またディジタル型のテスターの場合、パルスノイズの
影響かレンジがころころ変わってしまい正確に
計測出来ません。
バッテリ電圧が12.20Vの時、バッテリに流れる電流は
DC 0~1mA
AC 200mA位
ありました。
まだ、バッテリ電圧は上がると思います。
バッテリ電圧は最大で12.26Vありました。
もしかしたら充電電流制限抵抗経由でACアダプタが、
足を引っ張っているかもしれません。

現在、充電回路は現在1Ωの抵抗のみの簡単なものです。
そのうちPICを使ってみようかと思います。

実際に、作成・使用される場合は、
配線等確認の上、自己責任で行ってください。
ヒューズは必ず入れてください。

続く・パーツについて
補充電電圧について
バッテリー上がり防止機能付デサルフェーターの自作