不正利用の被害拡大防止、VISAデビットでの限度額の設定

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今年の5月にあった、VISAデビットカードの不正利用。
【参考】VISAデビットで不正利用された5万を取り戻すまでの顛末

クレジットカードだと、支払いまでに
利用明細の送付という、ワンクッションあります。

利用明細を見て、見覚えのない利用があれば
電話することで不正利用分の請求を止める事ができます。
【参考】クレジットカードの不正利用には利用明細のチェックを

一方、VISAデビットカードだと
普通のお買い物でも、不正利用でも、即口座から引き落とされてしまいます。

一番怖いのが、口座がすっからかんになる事。
クレジットカードの引き落としもできなくなります。

そこで、限度額を設定する事で、
ある程度の被害拡大をできると思うので紹介します。

不正利用の被害拡大防止、VISAデビットでの限度額の設定

限度額設定で不正利用による被害拡大の防止

利用限度額は、VISAデビットを使用していてその金額を越えると、
VISAデビットが使えなくなってしまう金額のことをいいます。

普通のクレジットカードだと50万などと高めですが
VISAデビットは低めの金額なら自由に設定可能です。

1回や、1日の利用限度額を低めに設定しておくと
不正利用にあった時にその限度額以上使われる事が無いので
被害拡大を防ぐことができます。

三菱東京UFJ銀行VISAデビットでの設定

三菱東京UFJ銀行VISAデビットでは
1回の利用限度額、1日の利用限度額、1月の利用限度額
が国内、海外、海外現金引き出しの項目で設定可能です。

設定は、VISAデビット会員用Webより行います。

VISAデビット会員用Webを開いたら
Webサービス登録内容変更
ご利用限度額変更
の順に開くと、ご利用限度額を変更できます。

限度額の最大値は以下のようになっています。

国内での利用、海外での利用
1回、1日あたりの利用限度額 200万円 1ヶ月あたりの利用限度額 1000万円

海外での現金引き出しの場合は、
1回、1日あたりの利用限度額 10万円 1ヶ月あたりの利用限度額 300万円

注意点

VISAデビット会員用Webで変更を行っても、利用限度額は即時反映されません。

利用限度額の変更は、翌日中に反映されるようです。

金額の大きな買い物をする事になった場合に、利用限度額を変更する場合は
余裕をもって前々日中に行っておけば安心です。

まとめ

不正利用されてもお金は戻ってきます。
ただし、手間と時間が掛かります。

料金の引き落としにも使っている口座の場合
不正利用で口座残高が無くなるのが一番怖いです。

この場合は、VISAはデビットの利用限度額を下げる事で
口座残高が無くなる事が防げるのではないかと思います。