春の総水換えと赤玉土のメンテナンス

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現在、屋外めだか水槽は2個あり
春になると水を抜き、水槽のリセットを行っています。

数年前までは底土無しでリセットの作業も簡単でしたが
赤玉土を入れる様になってからは10日前後かかります。

今回は、屋外水槽をリセットする理由と、
赤玉土のメンテナンスについて書きます。

春に屋外水槽の総水換、リセットを行う理由

主に2つあります。

藻の除去

赤玉土を入れる様になってからグリーンウォーターにはなりませんが
糸状コケが発生する様になりました。

冬にはコケの中に隠れたり役立っている様ですが
よりコケが増えるのを防ぐため除去しています。

コケは昼間は光合成しますが夜間になるとコケも酸素を
消費しだすのでが増えすぎると酸欠のリスクが増します。

去年まではミナミヌマエビがいましたが去年夏の
猛暑で全滅しました。

藻をとるのは、結構骨が折れるので
春のタイミングでミナミヌマエビなどお掃除役を入れるのも
良いかもしれません。

ヤゴの除去

春から秋にかけて、知らぬ間にトンボが卵を産み、
それが”ヤゴ”となります。

ヤゴはトンボの幼虫で、メダカの天敵とも言われています。
大きさにより、成魚でも食べられる様です。
”メダカ ヤゴ”で検索するとメダカを買っている人にとって
ショッキングが画像が出てきます。

稚魚や幼魚が狙われやすいので繁殖が始まる前の3月ぐらいが
リセットには最適です。

赤玉土の再利用とメンテナンス

赤玉土も常に使っていると水質浄化の効果が薄くなるそうなので
水槽のリセットと同時に赤玉土のメンテナンスを行います。
メンテナンスを行うことで赤玉土の再利用ができます。

この辺の方法などは、この動画がとても参考になります。

方法

まず、メダカなどの生体を別の場所に移動し、
飼育水と赤玉土だけにします。

次に、赤玉土をかき混ぜます。
赤玉土の付着しているコケを落とすのが目的で
お米を研ぐようにかき混ぜます。

赤玉土は大粒な赤土なので、赤玉土が崩れると赤土になります。
かき混ぜると飼育水が、真っ茶色になりますが、これを捨てます。

乾燥

乾かすことで、コケを枯らし、ヤゴが死にます。
赤玉土のメンテナンスには、完全に乾かす必要があります。

雨が降らなければ2、3日で表面が乾くのでスコップでかき混ぜ
赤玉土全体が乾燥する様にします。

赤玉土は乾燥すると、茶色からベージュ色に変化するので
乾燥具合は分かりやすいです。

大体7日ぐらいで全体が乾燥します。
雨が降ると伸びて、大体10日ぐらいになります。

もし乾燥させてる時間が無い場合は、新たな赤玉土を買って
代わりに入れれば良いです。

水槽を洗う

乾燥させた赤玉土を出して、水槽を洗います。

洗う時に乾いて、枯れたコケを取っておくと
見た目ば良いです。

頑丈にへばりついているので
スクレーパーみたいな物でこすると良いでしょう。

赤玉土と水を入れる

水槽を洗ったら、赤玉土を戻します。
赤玉土は最初のかき混ぜた時に少し減るので
新たな赤玉土を足します。

赤玉土を入れた水槽に水を入れると水流で赤土が舞い上がり
にごります。

この時に細かいゴミなども舞ってくるので
アミですくって取ります。

2、3日もすればほぼ透明になります。
エアーレーションしてれば2、3日でカルキも抜けるので
メダカを入れることもできます。

以上が私の屋外水槽リセット、赤玉土メンテナンスの方法でした。

あとがき

平成31年春、水槽リセットが終わた2つの屋外メダカ水槽

これは、リセットが終わったメダカ水槽です。

水槽にしているジャンボタライの劣化が気になるので
今年は黒マルチシートを被してみました。

来年の春にはコケの生えた黒マルチシートを交換するだけで
コケ掃除ができるのもメリットです。

赤玉土を入れる量は、厚さが2センチ以上になる様に入れてます。
ジャンボタライだと20Lは必要です。

あとは水草や浮草などを入れます。
水質浄化サイクルに植物が必要なのでマツモやホテイアオイ
などを入れます。

ただ、マツモなどの水草だと糸状コケが絡み付いて
残念な事になるので浮草などの方が良いかなと思っています。