グリーンウォーター駆逐の為、しじみに続き赤玉土を入れた

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外のメダカ水槽が濃いグリーンウォーターになってしまったので
色の原因である植物性プランクトンを食べてくれるシジミを入れました。
【関連】屋外メダカ水槽の緑水対策にヤマトシジミを入れた結果

今回はスーパーで売られているヤマトシジミでは無く
チャームなどで売られているマシジミ。

ヤマトシジミは汽水域で生息するので淡水では死にやすいみたいです。

マシジミを入れたのは5月の始めでしたが
1ヶ月近く経っても変化が無いので別の方法で飼育水を透明に
維持する事にしました。

赤玉土を使って飼育水を透明に維持

現在の濃い緑色になったグリーンウォーターを透明化するのは難しいので
発泡スチロールで効果あるのか試してみます。

今回の実験に使用する赤玉土はこれ

メダカの飼育水を透明に維持する為につかった赤玉土

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使用前に赤玉土を洗う

洗うと言っても真剣に洗うと赤土になって流れてしまうので
程々に洗います。

土の中にはワラの様なモノが入っているので
それを除去し、玉になっていない土の除去を兼ねて洗います。

ただし、ワラみたいなモノは洗うだけだと除去しきれなかった
ので水槽にいれた後に網などで掬って除去しました。

赤玉土は水を入れるとしばらく濁る

赤玉土は元は赤土なので水流などで巻き上げられると
水が濁ります。

今回の発泡スチロールには赤玉土を3センチぐらい敷き詰め
水道水を入れました。

入れた後は赤土が水中で舞うのでこんな風に濁ってしまいます。

赤玉土を入れた発泡スチロールの水槽、水を入れたばかりなので濁っている

1~2時間でほぼ透明になり、
半日もすれば完全に透明になっていました。

その後、みゆきメダカを赤玉土水槽に引っ越しさせました。

透明になった赤玉土水槽と3匹のみゆきメダカ

設置から1週間程度経過していますが、水はほぼ透明です。

グリーンウォーターのデメリット

稚魚にとっては餌ともなる植物性プランクトンなので
良いのですが親魚を飼育する上ではデメリットしかありません。

メダカが見えない

上の写真で見ても濃い緑色と化した飼育水。

これだと下にいるメダカを確認するのは難しいくこの時期に行う
採卵も直接みて取る事が難しいです。

また、病気になったメダカや死んでしまったメダカの
発見も遅れるので水質悪化の原因ともなります。

採卵する時は見えないので、網で闇雲に掬うか
餌をやって上がってきた所を狙う様にしています。

水草が枯れて溶ける

メダカ水槽には根を張らない水草、マツモを入れてあります。
濃いグリーンウォーターの水槽では緑色では無く黄色っぽい
色になって溶けている様な感じがします。

これは濃いグリーンウォーターによって光合成が阻害され
枯れてしまっている様です。

今回の赤玉土水槽には、まだ大丈夫そうだった部分を選別して
入れました。

メダカが酸欠になる可能性

濃いグリーンウォーターだと夜間にメダカが酸欠状態に
なる可能性があります。

原因は、グリーンウォーターの原因の植物性プランクトン。

植物性プランクトンなので昼間は光合成をして酸素を発生させます。
が、夜になると一気に酸素を消費し始めるので酸欠になる
可能性があります。

上の写真の様に濃いグリーンウォーターの場合は酸欠の可能性
があるので要注意です。

でも、5月に一度3分の1程度の水換えは行ったのですが
濃さは全然変わりません。

あとがき

今までみゆきメダカの居た水槽は現在ミナミヌマエビしか居ないので
フィルターを使ってグリーンウォーターを除去しようか考えています。
【関連】屋外水槽で飼育水が真緑、グリーンウォーターを除去する実験

この実験では底が見えない程だったグリーンウォーターが
底が見えるぐらいまで透明度が回復しました。

そして透明になった所に、楊貴妃メダカを移そうかと考えています。