デサルフェーター3号機・定電圧回路作成

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デサルフェーター3号機用の、
外部入力端子から充電するために、
LM317を使って定電圧回路を作りました。
s-DSC00430

LM317は定電流回路も出来ますが、
電流によっては電圧が変動するため、
入力端子に15V以上の電圧が掛かると、
LMC555(タイマーIC)が壊れてしまうのと、
定電流回路では充電終期にも同じ電流が、
流れてしまい、パルスで少しバッテリ電圧が
昇圧されてしまい、
得にMF(密閉)型バッテリの場合危険なので、
定電圧回路にしました。
充電電圧は13.2Vにしました。
開放型バッテリの場合は13.8でも良いです。

LM317のデータシート(秋月)に載っている、
Voltage regulator with protection diodes
の回路図をそのまま使い、
R1=75Ω R2=1KΩ(VR)
にしました。
また、消耗したバッテリを繋ぐと、
電圧差が大きいため比較的大きい電流が流れて、
デサルフェーター基板のL2を焼いてしまう
かもしれないので1Ω(5W)を出力に付けました。

ちなみのLM317は入力と出力の差の余った電圧は
熱として排熱するのでヒートシンクなど、
熱対策は必要です。
降圧スイッチングICを使えば出来るしれませんが、
前に、昇圧スイッチングICがパルスが掛かると
止まってしまう現象が発生したためスイッチング型ではなく、
昔ながらのレギュレータを使用しました。
LM317はアルミ製ケースに導熱両面テープを使って
接着しています。