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前、自宅サーバをトイレに移しましたが
電源をON/OFFするのが面倒になりました。
また、問題が発生したときに、毎回USB-Cコネクタを抜き差しするのは
面倒なので、リブーターを自作する事にしました。
ついでに、サーバ周辺の温度を取得するためのセンサーも搭載しました。
Web経由でON・OFFする
esp8266にWEBサーバにし、web上でピンのON/OFF
を切り替えをします。
現在WEBサーバはSSLが主流となっていますが、
定期的に証明書の書き換えが面倒なのと
暗号化に対応するほどスケッチ空き容量が無いのでHTTPを使用します。
スケッチはこちらを使用しました。
https://randomnerdtutorials.com/esp32-esp8266-web-server-http-authentication/
元のスケッチから、英語表記の日本語化と
CSSの設定で色の変更を行いました。
設定した、IDとパスワードを入力し、ログインすると
画面に大きなトグルスイッチが表示されます。
このトグルスイッチを切り替える事で、esp8266のピンの出力をwifi経由で
ピンのON/OFFを切り替える事ができます。
SSRでAC電源をON/OFF
今回はラズパイだけではなく、WiFI中継機、HDDもON/OFFするので
AC電源を制御します。
esp8266やArduinoでAC電源のON/OFFをする場合は
SSR(ソリッド・ステート・リレー)を使います。
リレーとは違い内部で動く接点が無いので比較的長寿命ですが
大電流を流す場合、損失が出るので放熱が必要になります。
今回はAC100V2Aぐらいなので放熱なしです。
今回は秋月電子で前に購入したSSRキットを使用し
AC電源をON/OFFします。
このキットを使用する事で5V入力でAC通電
0VでAC電源を遮断できます。
反転回路
電源ONが通常であるため、esp8266からの出力がLOWの時
AC通電になるようにしたかったので、反転回路を追加しました。
ついでにesp8266のリセットがかかっても電源断は発生しないかと
期待しましたが、リセットの時は一瞬無接続状態になるので
一瞬、AC電源断が発生します。
あとがき
AC電源を遠隔でON/OFFする場合、ラズパイや電子機器なら
問題ありません。
家電を遠隔操作すると電気用品安全法、違法になるので要注意です。
特に、こたつなど暖房機器を遠隔で操作すると周囲の状況が
分からないので火事の原因となります。