大切なデータを守りたいなら知っておきたい3箇所バックアップ

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちはeaxです。

今日はバックアップの話、バックアップをするならパソコンも含めて
3カ所にバックアップした方が良いと言う話です。

eaxのバックアップ状況

eaxbu

私は自作ファイルサーバにHDDを2台入れてScentific Linuxで
ソフトウェアRAID1(ミラーリング)にしています。

このブログがあるのはさくらのVPS。

夜、cronジョブで自作ファイルサーバ上のバックアップ対象ファイルをVPSに
VPSのドキュメントルート下のファイルやデータベースなどのバックアップを
ファイルサーバにRsync over SSHでバックアップしています。

さくらのVPSも容量的に限界はあるので、
重要度の低いファイルや、ISO・ディスクイメージなどは
3.5インチHDD、外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどにバックアップ
しています。

よって自作ファイルサーバ上のバックアップ対象ファイルは

  • 自作ファイルサーバ上HDD(sda)
  • 自作ファイルサーバ上HDD(sdb)
  • さくらのVPS上

の三カ所にバックアップを取っていることになります。

3箇所バックアップの方法

100%ではありませんが3箇所バックアップはデータを3カ所に分けて
保存することでデータの消失を防ぐ事が出来ます。

1カ所目と2カ所目は、ローカルに保存しておけば良いと思います。
私の場合は、RAID1でミラーリングしています。

これは、HDDが故障した場合、復旧するのに有効です。
ただし、RAID1などでミラーリングする場合は、違うメーカーのハードディスクを使うか
購入時期をずらしたり、同じ機種・ロットのHDDを使う事は避けて下さい。

同じモデルの近い物を、同じように使うと同じ時期に壊れやすいので
少しでもHDDの故障時期をずらすためです。

よって、市販のNASなどは大体同じモデルが使われているので注意です。

重要なのは3カ所目

3カ所目は遠く離れた場所か、外付けHDDに保存して常にはパソコンと
電源から切り離して保存しておくと良いです。

保存するときは完全に切り離して保存してください。
USBや電源をつなげっぱなしだと、酷い時は雷サージがパソコン経由のUSBポートから
入って、中のIC、またHDDのIC類を破壊してしまいます。

特にこれからの夏の季節に多い落雷など、雷サージで電源に繋がっている電気製品が全滅
してしまう可能性があります。

そうなった場合、完全に切り離されたHDDが有ればそのHDDから
復元する事が出来ます。

また、バックアップが行われるまでタイムラグがあるので間違えて削除してしまった
ファイルも復元できるかもしれません。

また、余裕があればクラウドストレージなどを契約してクラウド上に保存
するとより安全だと思います。
クラウド上に保存した場合、自宅が火事などで被災した場合や、
データを保存したHDDが紛失したり盗難にあった場合でも復元出来ます。

 まとめ

データを3カ所にバックアップすることでHDDの故障や雷サージによるパソコンなどの故障に
備えることができますが、なんでもかんでもバックアップしていると容量がバカにならないので
バックアップが必要か?必要でないかの選別と、重複しているファイルの削除などを
行う良いかもしれません。