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下垂体機能低下症とは脳の下、視床下部の下にある脳下垂体に
障害が発生して脳下垂体から生産・分泌されるホルモンが
出なくなったり、標準より少なくなってしまう病気。
症状はどの部位に障害があり、出なくなったホルモンの種類によって
ことなります。
下垂体から放出されているホルモン(前葉)
副腎系(ACTH)
甲状腺系(TSH)
性腺系(LH,FSH)
成長ホルモン(GH)
下垂体から放出されているホルモン(後葉)
バゾプレシン(ADH)
本当はこれ以外にも分泌されていますが、補充治療を行うのは5種類のみ。
私の場合、すべて分泌されていなくて、
副腎系→コートリル(飲み薬)
甲状腺系→チラージンS(飲み薬)
性腺系→ゴナトロピン(注射)
成長ホルモン→ノルディトロピン(注射)
バゾプレシン→デスモプレシン(点鼻)ミニリンメルト(舌下)
こんな薬を使っています。
ちなみに、治療費は2009年から特定疾患の公費対象になったので
私の場合最大でも月4670円です。
なので採血なども出来るだけ診察と同じ月に行います。
金額は生計中心者の収入額などによって変わってきます。
面倒なのが5月~7月の特定疾患の更新手続き。
病院に診断書を書いてもらて(要文書代)保健所に行く必要があります。
特定疾患の申請をしていない場合は成長ホルモン抜きで1月1万~2万ぐらいでした。
成長ホルモンは10mgのアンプルで薬価8万6千円ぐらいで保険が効いても
2万6千円ほどなので飛躍的に医療費が掛かります。
下垂体機能低下症の検査
MRI検査や血液検査などがあります。
総合病院の内分泌内科に受診する必要があります。
また、血液検査だけではわからない場合、
負荷試験といって別のホルモンなどの薬を注射後
時間を置いて採血をしてホルモンの出具合を見る検査をする場合があります。
これは最低でも2時間は寝っぱなしなのですこしつらいです。
グルカゴン負荷試験の場合は3時間でした。