超簡易版電子負荷の作成

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最近、ポータブル電源などを作っていると、
放電テストをするのに毎回IS03など携帯に充電する
訳にもいかないので
余った部品で、電源不要な電子負荷が出来ないか
探していました。

そこで見つけたのがこのサイト
◇簡易FET電子負荷装置

部品がなんと!3つで出来ます。
たまたま家にあった部品でできたのがこれです。

ちょっと配線の下書きが汚いでしが、十分使えます。
手持ちの都合上、VRが10K-Bになっています。
ちなみに、上の平型端子はテスターを接続するためにあります。

こんな感じに

この構成では抵抗が1Ωになっているので
抵抗の端子間の電圧差で電流が計測出来ます。

例えば端子間の電圧が1.00Vなら1A
0.100vなら100mAと見ることが出来ます。

本当はケースに入れたかったのですが、
電圧によっては猛熱を吐くのでヒートシンクを入れるために
こんな事になってしまいました。
ケースに入れるなら金属ケースになりそうな感じです。
パネルメーターを買うのも面倒だったのでテスターで電流を
測定するようにしました。

ヒートシンクはパソコンのAT電源ジャンク品より取ってきました。

FETは昔なんかで使っていたPチャネルMOS-FET
2SJ464 (4V駆動、ON抵抗64MΩ、-100V、DC-18A)
を使いました。

また、5Wの抵抗が心細いのでいつか20Wぐらいに変更したいと思います。
5Aぐらいなら大丈夫そうですが、18Vぐらいになると抵抗の定格オーバーなのか
抵抗+FET(ヒートシンク)が高温になり火傷しそうです。
MAX3Aぐらいができるかもしれませんが抵抗&FETの定格に注意
テスターの温度測定機能で計ったらMAX100℃になりました。

とりあえず接続時は0AになるようにVRを回して、
電流(電圧計)を見ながら負荷を調整していきます。
接続はみの虫クリップになっています。