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前回は、 C型クランプで木材にベアリングを入れる方法でした。
今回は木材に圧入された小径ベアリングを取り出す(押し出す)方法です。
C型クランプで木材からベアリングを取り出す方法
硬い木材や金属に圧入されたベアリングは専用工具を使った方が
良いかもしれません。
8mmからなので私が使っている小径ベアリング(内径5mm、外径16mm)
は上の様な専用工具は使えません。
場合によっては私の方法では外せないかもしれないのであしからず。
必要な物
- C型クランプ
- ペットボトルのフタ
- ベアリングの外径より少し小さいナット
ペットボトルのフタはベアリングを受けるのに使います。
たわんでダメなら、大きなナットとワッシャなどで代用して下さい。
ナットはベアリングを押し出すのに必要です。
大きさは外径より少し小さいぐらい。
あまり小さいとベアリングの内輪を押してしまいベアリングを
壊してしまうかもしれません。
かと言ってあまりピッタリなサイズだと穴に干渉する可能性があります。
上の写真には、取り外したベアリングが写っています。
方法
方法(↑図解)はこんな感じ。
片側にペットボトル(緑)のフタ。
反対側にはナット(青)。
これでベアリング(黒)を挟んで、C型クランプで締めていきます。
締め込んで行くナットが木材の中に入って行き
さらに締めるとベアリングがペットボトルのキャップ内に入ってきます。
締め込んでいくと、ペットボトルのキャップがたわんで来ます。
上でも書きましたが。ペットボトルのキャップが潰れてダメな様なら
大きなナットとワッシャなどを代用として下さい。
もしかしたらペットボトルのフタなどで傷が付くかもしれないので
気になる場合は養生して下さい。
最後になりますが、この方法を行う際は自己責任でお願いします。
あとがき
今回は前に作ったボールミルの新しいタイプを作る時に
百均の木製トレイを使いました。
2本のローラにすべく4本ベアリングを圧入しましたが、
木が弱いのか圧入中に割れてしまいました。
ベアリングの取り出しには(圧入にも)専用工具がありますが
小径ベアリングには見つけられなかったのでこの方法にしました。