これだけ覚えておけば、何とかなるViエディタのコマンド5選

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このブログのサーバとして
使っているさくらのVPSにインストールしているScientific linux。

Scientific linuxなどがインストールしているサーバに元々インストールされている
CUIのエディタVi。
MS-DOSのedit.exeとは違い操作方法に癖があります。

サーバーの初期設定が終わればwebminなどで出来ますが、
初期設定の時や、問題の発生した時はviを使いこなす必要があります。

そんな時の為に、viを使うのにこれだけ覚えておけば何とかなるかもしれない
コマンド5選を紹介します。

Viにはコマンドモードと入力モードがあり、最初はコマンドモードです。
入力モードから、コマンドに戻るにはEscキーを押します。

Viエディタのコマンド5選

テキストエディタviコマンドモードと入力モードがあり慣れないと大変

i 入力モードにする

コマンドモードでiと入力すると入力モードに切り替わります。
iキーだけで、エンターは押す必要はありません。
左下に—INSERT—と表示されると思います。

入力モード中ならdeleteキーで文字を削除する事は出来ます。

コマンドモードに戻るにはEscキーを押します。

x 文字削除

コマンドモードでxを押すとカーソル上の文字を1文字削除出来ます。

dd 一行削除

コマンドモードでddを押すとカーソル上の1行を削除します。

:wq 変更を保存して終了

:wqを押すと、変更をファイルに保存してViを終了します。

:q! 変更を保存せずに終了

:q!を押すと変更を保存せずにViを終了します、
ファイルを編集後に保存せず終了する場合は!を付けないとエラーになります。

まとめ

viはもっといろんなコマンドがあり、いろんな事が出来ます。
詳しくはこちら

【参考】vi コマンドリファレンス – Vector

設定ファイルの編集だけであれば、これだけ知っていれば困らないと思います。

間違えた時に元に戻せるアンドゥコマンドuもありますが、
何かあれば:q!で終了させれば良いので、今回は省略しました。

だた、問題発生などであまり出番が無いといいなと思っています。