現在は廃止になった等級据置特約とその理由

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前、私の契約しているバイク保険にもあった特約。
JA共済では『等級据置特約』、他の保険会社では等級プロテクト特約
と言うそうです。

等級据置特約とは

こちらでも書きましたが、
【関連】自動車保険の等級は事故すると下がり、無事故だと上がる

物損事故や人身事故、自損事故または飛び石などで
保険を使うと等級が下がります。

下がるとその分保険料が上がります。
3等級さがる場合は、3年事故扱いが残るので
保険料も割高になります。

しかし、等級据置特約に入れば事故などで保険を使っても
等級が維持されるので、来年以降の保険料の値上がりがありません。

それなりに高い、等級据置特約

JA共済で契約していた1万5千円ぐらいのバイク保険。
等級据置特約を抜いたら3千円ぐらい安くなりました。

これが車だと、もっと高いと思います。

事故をする確率は低いですが、それなりな特約です。

しかし、現在では廃止されていて
JA共済でも平成26年10月1日以降に廃止となっています。

等級据置特約が廃止になった理由

飛び石やちょっとした自損事故は、保険を使わない場合あると思います。

これは保険を使うと等級が下がり翌年以降の保険料が
値上がりするからです。

なので、数年の値上がりと修理代を比べて
保険料の値上がりが大きい場合は自費で修理した方が
安上がりです。

しかし、等級据置特約があれば等級が上がる事無くバンバン保険を
使えるので保険会社の収益を圧迫してしまったことが原因と言われています。

【参考】等級プロテクト特約が廃止された理由~今はどの保険会社も有りません~

まとめ

等級を据置に出来る特約、『等級据置特約』・『等級プロテクト特約』などは
もう無いので等級の維持には安全運転が一番です。

ちょっとした物損事故や飛び石などは
修理代と保険をつかった場合の保険料の値上がりを比べて
安い方を選択すれば良いでしょう。