Arduinoベースの気圧計、中の配線が焼けてたので再建した

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去年作った、Arduinoベースの気圧計。
8ピンPICで作った気圧計をArduinoベースに作り変えた
最近湿度が気になるのでカバンに入れたままでした。

先週、ふと気圧計を見ると画面が消えた状態。
荷物でボタンを押してしまうとスリープモードに入ってしまうので
ボタン長押しでスリープ解除を行います。

しかし、復帰せず良く見てみると配線が焼けていました。

配線が焼けてるArduinoベースの気圧計

焼けが酷いのはGND線、バッテリーとボタンの配線両方共焼けています。

配線が焼けてるArduinoベースの気圧計

ボタン用の基板上のGND線も焼けています。

2016-01-22_12-00-08

ボタンで使っているタクトスイッチのプラスチック部分の一部が溶けているので
このボタン基板は再利用不可です。

基板裏に貼ってあるテープの番号はどのスケッチかを示す番号。
スケッチにも同じ番号が書かれています。

複数、同じ様な気圧計があるので間違ったスケッチを
書き込まない為の対策です。

フタも一部焼けて、変形していました。

原因

正確な原因は不明ですが、
バッテリーコネクタ後の青いGNDが焼けて無くなっているので
多分バッテリーのコネクタ後の部分でショートしたのでがないかと思います。

ボタン部分のGND線まで何故焼けているのかは謎です。

この熱でボタン用の線、湿度&温度センサーの配線も被覆が焼けてしまいました。

対策

端子部分はエポキシー接着剤固定してあったので固定部分と配線の部分で
被覆の剥離を起こしてしまったのかもしれません。

そこで、バッテリー線とセンサーで使う電源の+は
被覆の厚い配線に変更しました。

ポリスイッチ

今回付けてなかったポリスイッチ。
付けていればここまで焼けなかったと思います。

ポリスイッチを付けていれば、
ショート→電流制限→電流減→制限解除のサイクルにより
ゆっくりと電池の電力を抜く事が出来ます。

今後は100mA~200mAのポリスイッチを付けます。

再建した気圧計

Arduinoベースの気圧計

家で実験用電源に繋げたら画面に表示されたので
基板上の配線には異常が無い様です。

なので、
基板から出ている配線を全て入れ替えました。

バッテリー線とプラス側はショートするとマズイので
被覆の厚い車用の配線コードを使いました。

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バッテリーは過放電になっているので入れ替え予定。
現在はアルカリ単三電池2本をケースの外から繋いでいます。

あとがき

それにしても配線が焼けるだけでよかった。
発火していたら洒落になりません。

やっぱり見ていない時も電源をオンにするモノは
ポリスイッチなどで安全対策をした方が良いです。