バイクに乗り続けるならファミリーバイク特約は損かも

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

自動車保険に付けられる特約に1つに、ファミリーバイク特約があります。

ファミリーバイク特約はJA共済では家族原動機付自転車賠償損害特約、
保険会社によっても若干名前が異なる様です。

ファミリーバイク特約は家族が所有している原付(50cc~125cc)に付けられる特約。
契約者本人と家族が乗る原付で起こした対人事故・対物事故と自損事故を
保障する特約です。

125ccのバイクは道路交通法上では小型二輪車。
自動車輸送法では原動機付自転車(2種)となっているので125ccでも原付扱いです。

ファミリーバイク特約は二種類ある

ファミリーバイク特約には2種類あり人身タイプ自損タイプがある様です。
一般的には自損タイプの方が割安です。

どちらの場合も、自分で勝手に怪我をした過失割合100%の
自損事故の場合は保障されます。

しかし、相手の居る場合は保障が異なります。

人身タイプは特約の保障で全額保障されます。

しかし、自損タイプは自分の過失割合を引かれた額が保障されます。
例えば損害額が100万円で、自分の過失割合が30%とすると
70万円のみ保険から保障され、後は実費となります。

この70万円も保障されるかどうかは分かりません。

なので、過失割合が大きいと事故時の実費が大きくなるので
要注意です。

人身タイプの方が安心ですが、割高です。
【参考】保険料が安く済む「ファミリーバイク特約」とは
【参考】本当に激安?ファミリーバイク特約の料金について

大学生など若い人が数年原付に乗る場合はオススメ

大学生など若い人は、新たに任意保険に入ると等級も新規で
年齢制限無しの為保険料が割高です。

そんな場合は、家族の自動変換保険にファミリーバイク特約を
付けた方が割安です。

また、事故などで保険を使っても元の自動車保険の等級には
影響しません。

この場合は、ノーカウント事故とされる様です。

数年以上乗る場合は等級による割引が利かないので損

若い人にはファミリーバイク特約が良いと上では書きましたが、
数年以上バイクに乗り続ける予定なら任意保険を契約者した方が良いです。

今の保険料が高くても、将来的には等級による割引が効いて
何年か後には安くなります。

バイクは変更する事が可能なので、乗り換える場合でもOK。

原付なら50ccから125ccに変更も可能。
同じ原付扱いなので自賠責も任意保険も金額は一緒です。
【関連】保険料も自賠責も一緒だけど違う原付1種と原付2種の違い

まとめ

ファミリーバイク特約はずーっと使うには不向きですが、
大学に通う間だけなど数年だけなら良いと思います。

しかし、何年も場合に乗る予定なら任意保険を契約した方が
等級による割引が効くので将来的に割安になります。

逆に事故を起こす人は、ファミリーバイク特約に方が
ノーカウント事故として処理されるのでファミリーバイク特約の
方が良いかもしれません。