まん丸でかわいくて弱いと言われる、ピンポンパールの飼育

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まん丸でかわいいピンポンパール、ホームセンターなどで
見た事があるかもしれません。

ただ、原産が中国・東南アジアと言われていて日本に元々居た
品種に比べて弱いとは思います。

現在、3匹のピンポンパールを飼っているので飼い方などを
まとめてみました。

基本的な飼い方

基本的な飼い方は金魚と同ですがエサはなるべく少なめにします。

ピンポンパールは体が丸いので転覆病によりひっくり返る事があり
転覆病の主な要因は食べ過ぎの様です。
【関連】対処法は千差万別!金魚ピンポンパールが転覆病になった原因と治療法

基本的は屋内飼育です。

ピンポンパールは転覆しやすく、屋外の池など表面に氷が張ると
転覆時に凍傷を負う可能性があります。
【参考】貴方の仔が欲しいの!!と思った時の舟飼育

また、他の金魚と同様にエサを与える時でも良いのでピンポンパール行動のチェック
表面に白い点、綿、水泡などが付いていないかチェックします。
これで病気を早期に発見することができます。

他の品種との混浴は基本的にはNG

ピンポンパールは動きが遅く、転覆病になると真っ直ぐを維持出来なくなり
酷くなると水流に流されてしまいます。

反対に、和金はとても泳ぎが上手くて早く泳げるので
エサをピンポンパールと和金に与えたとしても和金が独占してしまうかもしれません。

また、大きさが違うと攻撃する事もあり、この辺は相性の問題となります。

なので、同居させたい場合は一度人間の監視下で同居させて
攻撃やエサの独占などの問題が発生したら、同居はムリです。

相性は良ければ他のピンポンパールと同じ様に接するので
問題は無く、エサはなるべく広い範囲に撒いたり
和金が遠い所でエサを食べている時にピンポンパールにエサを与える
と言った方法もあります。

ピンポンパールは熱帯魚?冬はヒーターを

ピンポンパールは東南アジアが原産と言うことでヒーターが要ると言われています。
理由は転覆病の予防と原産が東南アジアだから、だそうです。

金魚は冬になると水温の変化と同じく行動しなくなり、水温が10度以下になると
底でじーっとしています。

ただし、室内で金魚を飼う場合はヒーターがあった方が良いと思います。

理由としては2つ

暖房のON・OFFによる寒暖差

エアコンを入れるの室内の気温が上がり、水槽の水温も上がります。
エアコンを切ると今度は水温が下がり、寒暖差が激しくなります。

なので、私的には寒暖差は無い方が良いと思うのですが、
寒暖差によって抵抗力が付く事がある様です。
【関連】冬の加温飼育・無加温飼育 – 金魚部 – WordPress.com

エサクレクレダンスと金魚の消化能力の差

人が近づくと人懐こく、餌クレクレと口をパクパクさせます。
通称:エサクレクレダンス

金魚の消化能力は水温と比例している様で、水温が下がると消化能力も
下がります。

しかし、この消化能力と金魚のエサクレクレダンスはリンクしてない様で
気温が低い時に普通の量を与えると金魚はパクパク食べますが
消化しきれないのでお腹を壊してしまいます。

なので、この辺のエサの調整が難しいので初心者は
ヒーター有りで飼育した方が良いと思います。

ただし、一番大変なのが水換えの時!
水温を合わせないといけないので、そんな時は一旦ヒーターを切って
水槽の水温が、水道の水と同じになってから水換えをして
水換え完了後にヒーターを入れるといった方法をしています。
当日はエサを与えない様にします。

個体によっては、ダメかもしれないので自己責任で!
ピンポンパールも金魚なので多少の温度変化なら大丈夫だと思います。

エア食い予防の為沈降性の餌を食べさせる

ピンポンパールは転覆病になりやすい品種。

ホームセンターなどで売られている多くの餌は浮上性。
水に浮くのでエア食いをする可能性があります。

エア食いは浮上性の餌を食べる時に
餌だけでなく空気も取り込んでしまう事。

金魚の腸と浮袋は繋がっていると言われているので
転覆病を悪化させる可能性もあります。

そこで、私が与えているのは沈降性のピンポンパールの餌

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沈降性ですが、そのままだと水を含んていないので浮きます。
湿らせると水を吸い込んで水槽に入れても沈んでいきます。

浮上性の餌に慣れている金魚は水面で口をパクパクさせて
餌をねだってきます。

沈む餌に慣れると水面での口パクパクはしなくなります。

買ってきたばかりは死にやすいので要注意

買ってきたばかりのピンポンパールは病気を持っていたりして
死にやすいので要注意です。
【参考】ピンポンパールは本当に死にやすいのか? [ピンポンパールを考える]

昔買ったピンポンパール、3匹買いましたが内1匹が水泡病になっていました。

水泡病(末期)になったピンポンパール

【参考】金魚飼育参考書 【水泡症 (ガマガエル症候群)】=原因/症状/治療方法について。

 

もうこれは末期に近く、その後死んでしまいました。
同時にかった他の2匹には全く問題は無くこの1匹だけです。

なので、これを予防するには
個体を指定できるショップで元気そうな個体を指定して買うのが
良いのかもしれません。

通販は夏と冬は避ける

特に夏、特にヤマト運輸。

なぜヤマト運輸かと言うと最近自転車とリアカーを組み合わせた
スリーターで配達をしているのですが、真夏だと車に比べて直射日光の
影響をモロに受けます。

前、金魚か何か生体を通販で買った時、
発泡スチロールに入ってはいたのですが発泡スチロールの表面が
かなり熱くなっていました。

なので、真夏は生体を通販で買うのは止めた方が良いと思います。

あとがき・虎ピンポンを買った!!

虎ピンポンを買った!!

 

体の上の部分が茶色で、お腹の部分が白のピンポンパールが
先週の日曜日、みよし市の三貴フラワーのペット館に売っていたので
買ってきました。

これで、現在室内水槽にいるピンポンパールは3匹。

またこれで、エサクレクレダンスが賑やかになります。