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さくらのVPS512(元980)では割り振られるメモリが512MBです。
ただし、さくらのVPSではスワップ(仮想メモリ)が使えるので
すぐにプログラムが動作しなくなったり、
サーバが落ちることはありません。
ただし、大量にスワップが発生してしまえば、
ディスクIOが発生して、動作が遅くなってしまいます。
また最悪、スワップによるCPU負荷が増大して、他サービスに
影響する場合があります。
さくらのVPSでのメモリ不足の確認方法を紹介します。
ちなみに、詳しく調べるなら、
Linuxのメモリ不足の確認方法があります。
Linux のメモリー管理(メモリ-が足りない?,メモリーリークの検出/防止)(リンク切れ)
そこでは
free、top、ps aux、vmstatコマンドを使います。
簡単に説明すると、
freeはメモリの使用状況を確認するためのコマンド。
top、ps auxはプロセスの情報を表示するコマンド(簡単に言えば)
vmstatはメモリの使用状況をプロセスごとに詳しく確認出来ます。
ただし、さくらのVPSで確認するのはVPSコントロールパネル。
コントロールにあるCPU,DISK I/Oなどの情報を確認します。
場合によっては例外があると思いますが、
1のような場合は続く場合は、メモリ不足であると思います。
通常のサーバであればネットワーク経由でリクエストや返信をするので、
グラフがDisk I/Oのみ、多く出ていてなおかつ連続して発生している場合は、
メモリ不足と思われます。
ただし、2のようなTrafficが連動している場合は、問題無いと思います。
私の場合も、前、コントロールパネル上でディスクIOのみ出ていて、
スワップが2Gbyteのうち半分ぐらいまできていたのでApacheの設定を変更したら
スワップがあまり発生しなくなりました。
さくらのVPSの場合、スワップが効いていて、
即時にどうかなる事はありませんが、
スワップの使用量が1.5G以上など多くなったり、
CPU負荷が増大した場合は、上位プランへの移行か、
プロセス・サーバの削減、メモリ節約の設定やチューニング
の必要性が出てきます。