バリュードメインでclientholdになった原因と解除方法

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発端は先週、iPhoneから自宅サーバーへ写真をアップロードしようとするも
サーバーが見つかりませんと表示されアップロードできません。

サーバーが落ちたかと思い、自宅サーバーのWebminにアクセスしても
「DNS アドレスが見つかりませんでした」と表示されます。

DNSがおかしい様なのでDIGコマンドで確認すると
通常ならステータスがNOERRORとなっているのですが
この時はNXDOMAINになっています。

この後、ネームサーバーの設定の確認なども行いましたが
Whois情報でステータスがclientholdとなっていました。

clientholdになった原因

ステータスがclientholdと表示されたwhoisコマンドの結果

clientholdはドメインは登録されているが、名前の解決ができない状態。

このドメインは先月更新したのですが、
メールアドレスが古いままで、ドメイン情報認証のメールが届かず
ドメイン情報認証が行われなかったのが原因です。

メールが届いていても、メール内のリンクからドメイン情報認証を行わないと
同じ様にclientholdとなってしまいます。

ドメイン情報認証メールの送信者は契約しているドメイン会社
とは一致しないことがあります。

.comドメインの場合、バリュードメインの上にGMOがレジストラになっています。
この場合は、バリュードメインで取得したのに、ドメイン情報認証は
お名前.comから届く可能性があります。

私の場合、ドメインはバリュードメインでしたが
認証画面にはお名前.comのロゴが入っていました。

このドメイン情報認証は、
ドメインやIPアドレスなどの資源を管理する団体ICANNの方針。

Whoisに登録された情報が正しいか確認するために
2015年より行われている様です。

.jpなど、一部のドメインでは認証が行われていない様です。

clientholdの解除方法

メールが届いている場合は、過去のメールのリンクより
認証すれば良いと思います。

私の場合は古いメールアドレスが登録されていたのが原因なので
Whoisのメールアドレスを届くメールアドレスに変更します。

バリュードメインではマイページ→ドメイン→ドメイン登録情報(WHOIS)変更
の順にすすめばWhois情報の変更が可能です。

私も、ここからメールアドレスの変更をし、半日ぐらいで
clientholdが解除されました。

注意点

clientholdになってから1週間ほどで解除できましたが
1回目にWhois情報の変更を行った時は、解除できませんでした。

最初と、何が違うかというとWhoisにもともと登録されていたメールアドレス、
新たに登録したメールアドレスの両方からドメイン情報認証を行った事です。

古いメールアドレスが登録されている場合は、メールアドレスを変更すると
両方のメールアドレスにドメイン情報認のメールが飛びます。

要するに、clientholdの解除に新旧両方のメールアドレスが必要です。

私のメールアドレスは、迷惑メールが多いので使えなくしているだけなので
すぐに復活できました。

もし、旧メールアドレスが復活できない場合は、
どバリュードメインなどのドメイン取得会社に問い合わせるしかないと思います。