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メダカの卵の採卵後、ホテイアオイなどに付けも良いのですが、
より多く孵化させたいなら、手をかけると良いと思います。
手を掛けたメダカの卵の孵化方法
まず、手のひらなどで転がして付着糸を取ります。
付着糸はホテイアオイなどに付きやすくしますが、卵どうしが固まっていて
酸素が回らなかったり、カビが伝染しやすいのでバラバラにします。
コロコロ転がすことで比較的弱い無精卵や死んだ卵がつぶれるので
健康な卵だけ選別する事ができます。
バラバラにしたら容器にいれるのですが、
平たい容器が、卵どうしが重ならずに良いと思います。
大学などではシャーレで卵を保管しているみたいです。
卵を保管する水は水道水をつかってください。
水道水にはカルキ(塩素)が入っているのでカビを抑制します。
ただし、孵化間近になったら飼育水を使う様にしてください。
稚魚は弱いので残った塩素で死滅してしまいます。
残念ながら、育つ卵もあれば死んでしまう卵もあり
死んでしまうと毛が生えた様にカビが生えてしまいます。
カビは生えた卵は健康な卵にカビが伝染するのですみやかに取り除いてください。
よりカビを抑えたいならメチレンブルー水溶液を薄めに入れておきます。
卵は気温が25℃だとすると10日で孵化しますが、卵の状態を観察して孵化しそうにない
場合は毎日水道水に水替えしてください。
卵は黒メダカの場合、観察していると目が出来てメダカの形が出来れくるので分かりやすい
せすが楊貴妃メダカの場合黄色っぽいので分かりにくいです。
なのでわからない場合は5日ぐらいまで水道水をつかって、それ以降は飼育水、
ただ飼育水だとカビを抑制しないのでカビに侵されてダメになった卵は速やかに取り除く様に
してください。
メダカの卵が孵化して、稚魚になると基本的には水面を泳いでいます。
また、孵化してから数日はヨークサックと言う栄養袋を持っているのでエサは不要ですが、
稚魚用のエサをかっておくと安心です。
稚魚の場合、エサをエサとして認識するまでに時間がかかるので
始めはゾウリムシを与えて、認識してくれる用になったら、稚魚のエサを使うとよいです。
【関連】稚魚メダカは粉エサよりもゾウリムシがおすすめ
このエサは容器付きなのでエサをさわる必要が無く楽ですが、袋から容器へ移し替えるのが面倒です。
また、メダカの稚魚ははじめは餌を餌と認識しないので少な目に与えてください。