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GEXのスリムフィルターSを使っていましたが
濾過能力と濾過材の値段で改造することにしました。
純正状態だと、ろ材のウールの中に生物濾過用の石が
少し入っていますが、この改造をするとフィルターの殆どに
生物濾過用ろ材が入って濾過力が純正状態よりアップします。
また、純正だとフィルターを交換するとろ材の付いていて
濾過バクテリアも捨てる事になり水質が変わりやすくなりますが
改造をすると基本的には生物濾過用のろ材は交換しないので
水質が安定しやすくなると思います。
ただし、数ヶ月以上使っていると生物濾過用ろ材の間に
ヘドロが溜まってきます。
そのヘドロの中にも濾過バクテリアが居るので
水流が弱くなってきたら飼育水で軽く洗って汚れを落とします。
使用する物
この改造で使用する物、まずは。
フィルター
物理濾過用のウール
生物濾過用ろ材(リング状ろ材・ボール状ろ材)
生物濾過で使うろ材はリング状ろ材とボール状ろ材があります。
リング状ろ材が良いと思いますが特徴を書きます。
リング状ろ材は真ん中に穴が空いているので
水流が遮られず、ヘドロによる水流低下がボール状ろ材より
起こりにくいです。
ボール状ろ材の方は濾過力は高めです。
ただし、スリムフィルターの場合フィルター自体が狭く
水圧が弱いのでリング状ろ材をオススメします。
メンテナンス間隔を伸ばしたいならリング状ろ材
濾過力が高い方が良ければボール状ろ材
後は仕切り用のハサミで切れるプラ板。
今まで使っていた純正のろ材。
純正のろ材は分解すると石が入っているので
石をろ材の所に入れると良いとおもいます。
GEXスリムフィルターSの改造
写真の様にプラ板で一部塞ぎ、リング状濾材を入れます。
仕切りの右側は物理濾過用のウールと排水用のストレーナーが来るので
少なめにします。
プラ板は下の方で水は通る様にします。
プラ板は水があふれない様に調整してください。
プラ板でふさぐポイントは、上の方を塞いで、下の方を空けて
水が通るようにします。
生物濾過用濾材を入れ終わったら右側にウールを入れます。
水槽にセット後、
今まで使っていた純正の濾過材を
破って中の石をスリムフィルターに入れます。
これは、バクテリアの繁殖を早めて水質の早期安定化を目的としています。
まだ、魚がいなければ別に必要ありません。
上の方に散らばっている石が純正の濾材に入っていた石です。
メンテナンス
水の流れが悪くなると、フィルター内を通らず
ストレーナー側を飼育水が通って水槽に戻ってしまいます。
放置しすぎるとストレーナー側に流れる水の勢いが大きくなりすぎて
水漏れが発生する可能性もありましす。
その場合は、まずはウールの交換。
それでもダメなら、ろ材をボウルやバケツに出して飼育水で洗います。
水道水は使用禁止です、飼育水で洗いますが多少汚れが残るぐらいでOKです。
ボール状ろ材で洗ってもダメならやっぱりリング状ろ材の方が良いと思います。
まとめ
もし改造する場合は、自己責任でお願いします。
改造したら水漏れが発生したから弁償しろとか言うのはダメです。
メダカの飼育ならこれでOKですが、金魚の飼育なら濾過力が
足らないので外部式が静かでオススメ。
また、スリムフィルターなどの外掛けフィルターは
フタやフィルターと水槽が当たる部分が共振してウルサイ事もあるので
より静かさを求める場合も外部濾過が良いと思います。
ただ、メンテナンス時がちょっと面倒です。
外部濾過も弱点があり、ろ材が目詰まりしても分からないので
金魚飼育には自作のフィルターを入れています。
【関連】静かで外部濾過並みの濾過力のある水槽内蔵型フィルタを自作
外付けだと、一番心配なのが水漏れ、水槽内なら水漏れの心配がありません。