より小型になって静かな水漏れしない水中フィルターVer2の作り方

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前作はこれ
静かで外部濾過並みの濾過力のある水槽内蔵型フィルタを自作

前作は静かで良かったのですがデメリットが2つ

  1. 水位が下がるとポンプが空回りする事
  2. ポンプが一番下にあるのでメンテナンス性が悪い事

前作のフィルターのポンプはパワーヘッドRio90を使っていますが
最近ガラガラと言った音がするのでポンプも新しく買えてフィルターを
作り直しました。

でも、フィルター完成後にテストしていたらまたガラガラと音が…
なので、試しにヒーターの電源を抜いたら音が消えて、ヒーターの電源を挿したら
音が再発したので、音の正体はヒーターでした。

まだ、朝晩が寒いのでもう少しあたたかくなったら処分予定。

次シーズンはフィルムヒーターでも使って作ろうかと思っています。

水中ポンプ式フィルターVer.2

参考にしたのはこちらのサイト
【工作】水中ポンプ式ろ過装置VER.2.0

元のサイトでは塩ビ管でしたがホームセンターでは1メートル売りですし
カットが面倒なので、いつも使っている100円ショップの食品用容器を使用。

水中ポンプ式フィルターVer.2の材料と必要なモノ

100円ショップで買ったのは

  1. 食品用容器(容量1.0リットル)
  2. プロたわし4枚入(ポリエステル不織布)

の2つ、プロたわしは元々ナイロンたわしでしたが店内を見回しても無かったので
プロたわしにしました。

ポリエステルなので溶ける事は無く、大丈夫だと思いますが
試される場合は自己責任でお願いします。

ホームセンターで買ったのは

E~ROKA イーロカ PF-201

ジェックス e~ROKA イーロカ PF-201

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必要ならば

ウール

ニッソー ろ過するウール L

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リング状ろ材

も買って下さい。

必要な道具

ドリル

SUN UP 木工・樹脂用 六角軸ドリル 10PC M-3

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ドリルは給水側の穴を開けるのに使用。

食品用容器の容器側の材質はポリプロピレンで固いのですが割れやすいので注意。

穴を開ける時は押す力が強いと割れるので
最初は弱めにして、穴が大きくなってきてから力を加える様にします。

なので、予備としてもう1つ同じモノを買っておいた方が良いかもしれません。

グルーガン

goot ホットボンド トリガー付 HB-45

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食品用容器のフタにポンプを取り付けるのに使用。

フタの材質はポリエチレンで接着が難しいことで有名。

最近は、接着が可能な接着剤が出てきてはいますが、今回は面と面の接着ではないので
接着面が少なく弱くなりますし、接着剤が金魚に害を及ぼす可能性があります。

そこで、グルーガンです。

グルーガンなら前作でも使ってますし、他のサイトでも使っているので
大丈夫だと思います。

ただし、取れやすいので取れた時は再接着が必要です。

ニッパー

ポンプを加工したり、食品用容器のフタの穴を加工するのに使います。

水中ポンプ式フィルターVer.2の作り方

まずは構造

水中ポンプ式フィルターVer.2の構造

青い部分がプロたわし
オレンジ色がリング状ろ材
赤の部分がウールとなります。

食品用容器の容器の加工

まずは食品用容器の容器の加工、底の部分にドリルで穴を開けます。

私は6ミリほどの木工・プラスチック用ドリルを使いました。

ドリルが無い場合は半田ごてを当てても穴が空きますが
部屋が臭くなるので良く換気して下さい。

6ミリの穴を15個ほど開けました。

ポンプの加工

E~ROKAのフィルタースポンジが入っている部分を切ります。
残ったのはこれぐらいです。

水中フィルターで使ったe-rokaの切った部分

ドリルで4箇所に穴を開けて、ニッパーで切っていきます。

フタの加工

ポンプの切った部分をフタに合わせて、油性ペンなどでマークします。
真ん中ぐらいにドリルで穴を開けてニッパーなどでマークに合わせて
切ります。

あまりガバガバだとホットグルーだけで保持出来ないので
ある程度キツメにして、グルーガンで隙間を埋める形にします。

グルーガンが取れやすい時もあるので取れてしまったら、取って
再接着します。

フタを開ける時は、反らせると取れやすいので注意。

プロたわしのカット

プロたわしをカットして水中フィルター給水部、
リング状ろ材とウールの境目、
ポンプ給水部
の3箇所に合わせて切ります。

完成

給水部のプロたわし
リング状のろ材
仕切りのプロたわし
ウール
フタ(ポンプ)
の順に入れれば完成です。

IMG_2915

ウールとリング状ろ材の仕切りは動かない用にします。
ゆるいと仕切りが動いてウールとリング状ろ材がごちゃごちゃになってしまいます。

また、水流が強いのでエルボーで水槽の壁に水流を向けて、水流を逃しています。

追記、

追記・目詰りの為プロたわしを鉢底ネットに変更

3月に作った、より小型になった自作フィルタ。

飼育水の濁りがなかなか取れないので、
フィルターから出る水の流量が少ないと思いプロたわしを洗い元の戻しました。

しかし再発したので水量確保のため
プロたわしから鉢底ネットに変更しました。

水中ポンプ式フィルターVer.2の構造

水中ポンプ式フィルターVer.2の構造。

今回変更したのはポンプの前にあるプロたわし。
プロたわしはウールが動いてポンプに入って、インペラーに絡むのを
防ぐ目的で入れています。

ただ、目詰りする様で、切った鉢底ネットに変更しました。

水中ポンプ式フィルターに入れた鉢底ネット

交換後は、水量が増えました。

鉢底ネットに交換してから数日が経ちましたが、水の透明度が戻った様に感じます。

あとがき

でも、写真でも分かると思いますが、フィルター上部に空気が入って抜けないので
この辺は要改善です。

前作はリング状ろ材と麦飯石がメインでしたがウールの方がバクテリアを
多く収容できるらしいので今回はウールをメインにしました。
【参考】ろ過装置選び

リング状ろ材は重しとウール交換時の補助役。

このフィルターだとコードがフィルターの外ですし、
ポンプのメンテナンスも楽です。

ただし、給水側のプロたわしが汚れた場合の掃除が面倒です。
水流が弱ってきたらどうするか?考えたいと思います。