卵を持ってる母メダカから手での採卵方法

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こんにちは、eaxです。

外で飼っているメダカも結構卵を生んでいます。
今回はeaxが行っているメダカの卵の採卵方法を紹介したいと思います。

ホテイアオイで採卵

4月半ばぐらいからホームセンターや熱帯魚店にホテイアオイ
が売っていたりします。

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ホテイアオイは熱帯の植物なので基本的には越冬は出来ず、
室内の蛍光灯などでは枯れてしまうので、秋にすべて捨てて
春に数個買って増やす様にしています。

1ヶ月もすると倍以上に増えるので数が少なくて困る事はありません。

しかし、ホテイアオイはメダカが良く卵を生むので
卵を産んだホテイアオイは隔離する必要があります。

何故なら、メダカは自分の卵や稚魚を食べてしまうからです。
なので、あっちこっちに卵を産み付けられると隔離するホテイアオイ
が多くなり、ホテイアオイが増えるよりも卵を産み付る方が早いので
最近は、ホテイアオイを隔離し少なめのホテイアオイでメダカに
卵を産んでもらっています。

【参考】屋外でのメダカ飼育でホテイアオイを使う3つの理由

ホテイアオイでの採卵はメダカの負担が最小限で済むので
良いのですが、ホテイアオイが気に入らないのか、お腹に卵を抱えたままの
メダカがいる場合他のメダカに卵を食べられてしまうので手で採卵します。

母メダカから手での採卵方法

メダカの産卵は朝方行われ、メダカは産卵後2時間から10時間の間に
卵を産み付けるらしいのですがその間に他のメダカに
食べられてしまうかもしれないので採卵します。

手採卵する場合は上から見ると、この時期メスはお腹が膨らんでいるので
お腹が膨らんだメダカを観察すると卵を持っている事があるので、
網で捕まえます。
卵を持ったメスのメダカ

この時期のメダカは素早いので時々捕まえて慣れておくと良いかもしれません。
また、メダカには保護色があり、背景の色と同じ様な色になる場合があるので
黒っぽい土+黒メダカだと、よく見ないと分からないかもしれません。

捕まえたら、触る前に手を濡らします。
メダカは変温動物なのでそのままの手で触ると人間の体温と水温の差で
より多くのダメージを受けます、なので手を濡らすことでこの差をなるべく縮めます。

次に、採卵をしますが、指の腹でそっと取ります。
ただし、あまりモタモタしているとメダカも暴れるので丁寧かつ迅速に
採卵を行って下さい。

採卵後は速やかにメダカを放して下さい。

採卵は、網の上でも良いのですが、私は手のひらの上で行ってます。
網の上だと網の上でメダカが暴れて、あっちこっちに卵が付着したりするので
手の上で採卵すると手の上のあるのでわかりやすいです。

網の上だと回収しないといけないので一手間増えます。

採卵後の卵の処理

採卵後の卵は、面倒ならホテイアオイの根につけても良いです。
ただし、くっつけると孵化率が下がるので、まんべんなく付けて
下さい。

より孵化率を高めたい場合は、
手のひらやカレンダーの上でコロコロ転がします。

メダカの卵にはホテイアオイや水草に付きやすい様に付着糸が
付いていますが、コロコロ転がすことで付着糸を取ることが出来ます。

また、生まれたての卵は卵膜が硬いので指で潰れる心配はありませんが、
死んだ卵や受精してない卵は転がすと潰れるので生きている卵だけを
選別することも出来ます。

また、生まれたての卵は水道水にいれてもOKです。
メチレンブルーを少しいれることでよりカビの発生を防止出来ます。

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また、白く放射状に綿が生えた卵はカビに侵されて死んでいるので
取り除いて下さい。
近くの卵にもカビが広がってしまいます。

産卵から孵化までは累積水温250℃と言われています。
例えば水温が25℃なら10日で孵化します。
ただし、あまり水温が高いと奇形卵が増えるみたいです。

その間に稚魚用の餌を買っておくと安心です。

【参考】採卵と卵のふ化まで