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MVNOの格安SIMのデータ専用SIM。
価格が安く2台目のスマホには最適なのですが少し問題があります。
それはセルスタンバイとアンテナピクト問題です。
データ専用SIMで発生する
セルスタンバイとアンテナピクト問題
iPhone6以前のVoIPを使っていないスマホには
データ回線と通話回線が両方あります。
iPhone5の頃、LTEの通話回線が出来でなかったのか
通話の度に3Gに戻っていました。
MVNOでもパケット通信用のPS、通話用のCSが有ります。
しかし、MVNOのデータ専用SIMではCSへの接続を拒否される事で
問題が発生しています。
それがセルスタンバイ問題とアンテナピクト問題です。
セルスタンバイとアンテナピクト問題の発生原因
パケット通信用のPS、通話用のCSは3Gでの区別で
LTEではパケット通信用に当たるモノしか無いそうです。
LTEではVoIPになりますが、
VoIPに対応していない機種では3Gで通信を行うので
セルスタンバイとアンテナピクト問題が発生します。
アンテナピクトの情報はキャリアから通話用回線で届くので
通話用回線をブロックされているデータ専用SIMは
アンテナピクトの情報を取得出来ません。
アンドロイドではセルスタンバイ問題が顕著で
圏外と認識されるらしくバッテリーの消費が激しくなる様です。
iPhoneではバッテリー消費が多いとは感じません。
iPhoneでのアンテナピクト問題とは
上の写真の様に電波が最弱に表示され
電波環境により表示が更新されなくなる事。
こちらはメインで使ってるauのiPhone。
こちらはiPhone6SなのでVoIP対応。
データ専用SIMでも使えますがSIMロックが掛かっています。
通常なら電波の状態に応じて黒い丸が表示されますが
アンテナピクト問題が発生していると電波が強くても最弱な白い丸
のままです。
圏外は圏外と認識する様で、SIMの入れ替えの時などは圏外にもなります。
なので、アンドロイドよりかはセルスタンバイ問題が薄いのかもしれません。
アンテナピクト問題を根本から解決するには
方法は2つ
- SMSオプションに入る
- iPhone6以降のVoIP対応機種に変える
SMSオプションはDMMでは月150円。
私はDMM mobile データSIMプラン 1Gの使っています。
1GBだと月521円なのでアンテナピクトのために
150円のオプションを契約するのはちょっともったいないので
アンテナピクトはそのままにしています。
DMMモバイルでは途中からSMSオプションを付ける事も可能。
ただし、SMS機能付きSIMが通話SIM扱いになる為
新しいSIMカードが必要になります。
SIMカードの発行は1枚につき3000円。
また、電話やSMSが犯罪に使われるのを防ぐ為
運転免許証など本人確認のための公的書類が必要となります。
iPhone6以降の機種ならVoIPを有効にすれば
アンテナピクトは表示されると思います。
ただし、3Gエリアに入るとアンテナピクトは表示されなくなります。
iPhoneのフィールドテストモードで電波を数値化
アンテナピクト問題が発生していても
iPhoneの中では電波強度が生きている様です。
フィールドテストモードを使えば5段階の電界強度を
数値で知る事が可能です。
方法はApple非公式なので自己責任ですが
iPhoneの電話から「*3001#12345#*」に電話を掛けるだけ。
後はホームボタンとスリープボタンを画面にリンゴマークが出るまで
押し続ければ電波強度が数値で表示されたままになります。
詳しくはこちら
【参考】iPhoneのアンテナ表示が信用ならないときは数字にすると安心
数値をタップすると一時的に元のアンテナピクトに戻す事も可能。
この数値が0に近い方が電波強度が強いです。
電波強度の目安
各社の電波強度とアンテナピクトの図解。auとSoftBankのアンテナ表示の本数の基準は違うので比較にはならない。(比較は「RBB SPEED TEST」等の通信速度計測アプリで。) pic.twitter.com/lDx7jbMR
— iPhoneの小技&裏技【iOS 7】 (@iPhoneWaza) 2012年10月14日
こちらのツイートを参考にすると
-110~-130になると圏外。
-80より小さいと電波がかなり強い感じです。