PXEブートでScientific Linux6.2をインストールした

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前回からの続き。
とりあえず再度デスクトップPCからDVDドライブを持ってきて
HDDの片割れでRAID構成でないかと思ったら
出来ない。

今度はUNetbootinでISOイメージをUSBメモリに落として
起動しても前回と同じ場所で固まってしまいます。

そこで、昔CDドライブのないノートパソコン(主にLet’sNOTE)にXPを
インストールする方法として使っていたPXEブートを使う事に。
適当にtftpdを探してもなさそうなので、ネットから
syslinuxとtftpd32をダウンロードしてきてファイルの取り出しなどを
行いました。
PXEブートの詳しい設定方法はこちらからPXEブート

次にScientific Linuxをインストールするのに使うファイル
ISOイメージか、書き込んだDVDからioslinuxディレクトリにある
vmlinuzとinitrd.imgを同じフォルダに置きました。

起動用設定ファイルpxelinux.cfg/default
default sl
label sl
kernel /vmlinuz
append initrd=/initrd.img
に設定しました。

サーバ役のノートパソコンとはクロスリンクケーブルで接続して
無事PXEブート出来て、イメージの転送が完了したら
インターネットへ繋がっているケーブルに差し替えました。

すると、インストールイメージの場所を聞いてくるので
適当にhttp://ftp.riken.jp/Linux/scientific/6.2/x86_64/iso/
を指定するとインストールイメージのダウンロードが開始され
ダウンロードが完了したら通常のインストール画面になりました。

少しソフトウエアRAIDの設定には戸惑いましたが
無事インストールを完了することができました。