さくらのVPS・ネットワークが落ちた

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昨日、朝から夜22時ぐらいまでサーバダウンしていました。

さくらのVPS、ローカルネットワーク機能やIPV6に対応した
らしいのでシャットダウンしてから起動するとネットワークインターフェースが
追加されるというので、試しにやってみました。
それが朝7時ごろです。

普通であれば1分程度で起動しPINGなどで反応が見られるのですが
PINGもダメ、サイトも表示されなくなってしまいました。
しょうがないのでコントロールパネルにある使いにくいリモートコンソール
でアクセスするとサーバ自体は生きていますがeth0が全くダメで
デフォルトゲートウェイにPING打ってもDestination host unreachableと出て
IPを1つずらしたお隣さんにPINGを打ってもDestination host unreachableとなり
ました。
普通、PINGを受け付けてない場合でもタイムアウトとなるのでサーバの
eth0が全く通信が出来ない状況です。

対策その1・MACアドレスを確認してみる
ネットワークインターフェースが追加されたのでeth0のMACアドレスが変わっていると
正常に認識されないのでサーバの接続設定
さくらのVPSの接続設定・ネットワークインターフェースのMACが確認出来る。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0のHWADDRを見ても合ってる
ので問題なし…

対策その2・IPV6を無効にしてみる
もしかしたら繋がりもしないIPV6が悪さをしているかもしれないので
試しに/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/network
をいろいろの弄ってIPV6の設定をしてみましたがダメでした。

この時点でさくらのサポートにも連絡を入れたのですが
返信メールアドレスが落ちたサーバーの管轄だったのでダメ

対策その3・今度はIPV6の設定をしてみる
無効にしてダメなら今度は有効にしてみることにしました。
この時点で21時なのでサーバは半日以上落ちていた事になります。
もちろん、この間のも5回ぐらい再起動をしています。
結局、設定してもダメでした。

 対策その4・VPS内部設定の初期化
さくらのVPSはOS再インストールを開始すると内部情報は初期化されるらしく、
OSによってはVirtIOが有効になったり無効になったりします。
なのでOSのインストールを途中まで進めてみました。
さくらのVPSでScentific Linuxのカスタムインストールを始めた時の画面
この方法はCENTOSの場合使えません、CENTOSの場合インストール時に
rootパスワードを入れてインストールを開始すると全自動でインストールが進むので
今回の用途には使えません。
まぁ、ネットワーク設定も勝手にやってくれるので便利と言えば便利ですが
もしもの時困ります。

私の使っているscientific linuxの場合、カスタムOSのインストールに
なりますが、その場合VPSにDVDドライブが付、DVDドライブにscientific linux
のインストールディスクが入っているイメージになります。
よってインストールディスクのレスキューモードにしてIPV4の設定をしたら
Google.comに繋がりました。
さくらのVPS・Scentific Linuxのレスキューモードでネットワーク接続出来た

念のためレスキューモードの設定内容のキャプチャを撮って、
再起動したら、直りました!!!!

まとめ
時間の無い時のリブートは控える
たまにGRUBで止まったり、今回の様なことになるかもしれないので
再起動をする時は時間の余裕にある時のみ今後はしたいと思います。