AVOと同じ原理で水換え不要な水槽「EcoQube C」

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今日、GIGAZINEの記事で紹介されていたEcoQube C
永久に水の交換が不要でエコなアクアリウムを楽しめる水槽「EcoQube C

GIGAZINEでは

水の環境が整ったら金魚などを入れて……

と書かれていますが、金魚は大食漢で水を汚すので不向きです。
写真の魚は、金魚では無く赤いベタなので見間違えたのでしょうか?

AVOやEcoQube Cで魚を飼うならメダカやグッピーなどの小さい魚か
ラビリンス器官がありコップでも買えるベタが良いと思います。

質問のコーナーを見るとやっぱりベタを勧めてました。

永久に水の交換が不要な水槽「EcoQube C」の考察

オフィスの置かれた永久に水の交換が不要な水槽「EcoQube C」

まずは大きさが約20センチの正方形。
大きさは17センチのこちらに近いと思います。

容量は上の金魚飼育セットが5リットル、EcoQube Cが1.5ガロン、
5.67リットルです。

EcoQube Cにはフィルターが内臓されていてACアダプタで動作する様です。

フィルター本体には1段目が物理濾過
2段目が生物濾過、
3段目が植物による濾過(硝酸塩の吸収)
となっています。

e永久に水の交換が不要な水槽「EcoQube C」のフィルター

AVOは硝酸塩を水草に吸収させる水槽でしたが、
EcoQube Cはフィルター3段目に植えた植物に硝酸塩を吸収させます。

どちらも植物の力を使っている事は一緒です。

ただ、長期間使用すると1段目の物理濾過が目詰まりしないのかな?
と思っています。

でも、交換は必要無いと書いてあるので何か仕組みがあるのかもしれません。

植物(バジル・ミント)もアメリカであれば送ってもらえる様ですが、
日本だと通関などの関係で無いので、日本でもアメリカと同様水換え不要になるのか?
再現性が低い様な気がします。

通常の水槽との違い

魚を水槽で飼うとフンなどにより水が汚れます。

汚れはアンモニアに変化しますは濾過バクテリアが繁殖していれば
アンモニアはより無害な亜硝酸塩に。

さらに、より無害な亜硝酸塩から硝酸塩に変わります。

硝酸塩は毒性はそんなにありませんが、蓄積すると有害になります。

自然界では硝酸塩は還元濾過、別名嫌気濾過で窒素に還元されます。
しかし、水槽には嫌気域は無いので通常は水換えで硝酸塩の濃度を薄める
事になります。

AVOやEcoQube Cは硝酸塩を肥料として植物や水草に吸収させる事で
水換えの必要が無い水槽にしています。

ただし、魚が出すフンなどの汚れと植物が吸収出来る量のバランスが大事です。
バランスが崩れると水換えの必要があります。

なので、ベタ1匹ぐらいが丁度良いのでしょう。
オスのベタは闘魚と呼ばれ、オスを同じ水槽に入れるとケンカを始めて
どちらかが死ぬまでケンカをするそうです。

あとがき

魚はある程度手間が掛かる事で愛着も湧くので普通の水槽でも良いと思います。
ヒーターは付いて無さそうなので日本の冬ではヒーターは必要になりそう。

ベタ1匹ならもうちょっと小さな容器でも良い様な気がします。

日本円で約6千円と送料でEcoQube Cが1台手に入れられ
日本円で1万7千円と送料でEcoQube Cが1台とUV殺菌装置が手に入れられる様です。

UV殺菌装置はLEDと言うことで高いです。
殺菌効果が有るのは波長で言うと260nm以下と言われている様です。

しかし、秋月などでは手に入らなく、手に入っても400nmの紫LED。
なので、この分で高くなっているのだと思います。

EcoQube C- Your Window to Nature by Aqua Design Innovations – Kickstarter