マイクロブロアを2個つかったピエゾ式エアーポンプを作った

 去年作ったのは、フリスクエアーポンプ。
【関連】音が静かなピエゾ式フリスクエアーポンプを自作した

フリスクケースに収めるのが大変でした。
駆動回路は秋月で使われているNE555を使用した回路。
この回路は調整が必要です。

マイクロブロアはだいたい25Khzが駆動周波数ですが。
共振周波数は個々で違うため25khzの短形波を
Arduinoで発生させ駆動させましたが、風は全く発生しませんでした。

前回はフリスクケースでしたが、市販品には無い
金属(アルミ)ケースのエアーポンプを作ってみました。

フリスクポンプの時と同様、圧が弱いので
水深20cm以上は厳しいです。

マイクロブロアを2個つかったピエゾ式エアーポンプ

エアーポンプは金魚水槽で使う予定です。
夏は水槽の水温が高くなり、溶存酸素が少なくなるので
エアーレーションするようにしています。
【関連】暑くなる時期の金魚飼育はエアーレーションした方が良いかも

ブロアの固定

前回はフリスクケースにそのまま接着しました。
今回はブロアを2個使い、吐出口を1つにするので
1.5cmほどの木製ブロックを使いました。

ブロックにT字に穴を開け
両サイドにブロア、下の部分に外径5mmのアルミパイプ
を接着しました。

外径5mmのパイプでも内径4mmのエアーチューブが
しっかり固定できます。

マイクロブロア固定の図解

黒がマイクロブロア本体、灰色がアルミパイプ、
青色の部分はパネルに接着するためのスペーサーです。

ブロアには取り付け穴はありますが、
M2しか入らない上に、M2サイズのネジはなかなか売っていません。

また、ネジ締めでブロア本体が歪むとうまく動作しないらしく
今回も接着剤を使用しました。

ポンプのエンジン部ともなりブロア部分はこのようになりました。
接着剤を多用しているので、故障しても修理できませんけど。

木製ブロックに固定されたマイクロブロア2つ

駆動回路

今回はブロアを2個使ったので、駆動回路も2個必要です。
駆動回路は、ほぼ駆動推奨回路にしました。

【関連】マイクロブロアMZB1001T02の駆動回路(ドライバー)

実際に作る前に、LTspiceで発振するかテストしました。
オペアンプはモデルがあるLT1498にしました。

小型化するため部品は極力 はチップタイプのモノを使いました。

マイクロブロアの駆動回路、チップ部品を使用している

オペアンプ表面実装用ではないので、表面に接着し配線しました。

 マイクロブロアの駆動回路、表面にあるオペアンプ

オペアンプは2回路あるので、この駆動回路で2つのマイクロブロアを
駆動させることができます。

電源はマイクロUSBの5Vですがマイクロブロアを駆動させるには
12Vから20Vは必要です。

このエアーポンプでは秋月の昇圧基板を使い、20Vで駆動させています・

ケース

ケースはタカチのアルミケースMB-1を使いました。
ケースの上部に取手とスイッチ。
ケースの下部に吐出口、マイクロUSB端子、LED
を付けました。

マイクロブロアを2個つかったピエゾ式エアーポンプの内部

左側にはサーモスタット回路を取り外した跡が残っています。

サーモスタット回路

サーモスタット回路は気温が高くなったらポンプ
を動作させます。

気温の高い時にポンプを動作させエアーレーション
することで水槽内の酸欠を防ぐことができます。

この回路をポンプ内に入れましたが
内部の温度が高く、オンにはなりますが
オフにはならないので内蔵するのはやめました。

TC622によるサーモスタット回路

抵抗1本で動作温度を設定出来るサーモスタットICです。
アクテイブHIGH、アクテイブLOWの出力があるので
温める、冷やすどちらにも使えます。

抵抗の計算は面倒なので、エクセルで作りました。

tc622_calclater

このシートの良い所は、抵抗値から設定温度を計算できる所です。

エアーストーン

このエアーポンプ、非力なので市販されているエアーストーンでは
エアーが出ません。

そこで吐出口にも使った、6ミリのアルミパイプに
0.5mmの穴を4つ開けたらちょうど良くなりました。

まとめ

マイクロブロアを2個つかったピエゾ式エアーポンプ PA-M2

暑くなると、酸欠が心配ですが、このポンプなら寝る時も
気になりません。

シューっと言った音がしていますが、振動は全くありません。

現在はフックを取手にかけて使用中です。