金魚の白点病を治すのに試した3つの方法

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先週、ピンポンパールの内1匹が朝あまり元気がなさそうなので
捕まえてよく見てみたら白い点がいっぱい!!!

3匹とも白い点だらけ。

確認したら、フィルターポンプにスラッジが溜まって水流が殆ど無くなっていた
のが原因みたいです。

一番酷かった1匹がこの更紗ピンポン
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もう凄い事に!これでまだ食欲があり元気が有るのが救いです。

ヤバイのですぐに水換えをして治療を開始しました。

治療その1,水温を上げる

水温を30℃以上に上げることで白点の正体である繊毛虫の
イクチオフチリウス(白点虫)が暑さに耐えられず金魚から離れます
また、白点虫の卵の孵化を早める効果もあります。
ただし、金魚の状態によっては逆効果になる可能性もあります。

治療その2,塩水浴

弱った金魚などでは良く行われていますが、0.3%~0.5%の塩水に金魚を入れる
ことで人間で言う酸素マスクをした状態になるらしいです。
3番目の薬浴と同時行うと効果的です。
0.5%の場合、10リットルに塩50グラム。

治療その3,薬を使う

白点病の薬は市販されているもので、「メチレンブルー」「グリーンFリキッド」があります。
両方とも主成分はメチレンブルーなので、活性炭などが入っていると吸着されてしまいます。
また、水槽のシリコン部分などが青くなってしまうので水槽で治療するなら諦めてください。
メチレンブルーは服やフローリングなどに付くと、取れないので取り扱いは慎重に
直射日光でも分解されるので直射日光は避けて下さい。

まとめ

薬と塩を使うと水草は枯れ濾過バクテリアは弱って死んでしまうので
水質悪化を防ぐためにも定期的な水換えが必要です。
(弱っている個体の場合は1回の水換えの量を減らずなどして水温や塩分濃度の差を少なくして下さい。)
水槽ごと薬浴を行うのは水槽の白点虫を撲滅するためで、フィルターは濾過としてはあまり機能しませんが
ヒーターを使うので循環させる必要があります。

流れとしては、水温を上げて白点虫を落として、
塩で金魚の状態を整え、薬で金魚から離れた白点虫を殺す感じです。

一番重要なのは白点病は感染力が強く、白点虫が卵の状態金魚に付いている状態
だと薬が効きません。
なのですぐに薬をやめると1ヶ月もしないうちにぶり返す可能性もあります。
なので1週間は薬浴した方が良いと思います。

参考:白点病

水温30℃+塩+グリーンFリキッドで治療2日経過
した更紗ピンポン
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尾びれ、背びれにも白い点は無く、黒ソブが発生しています。
黒ソブは白点病が治りかかった状態に出てきます。
基本的に治療などは必要なく、時間経過と共に消えて行きます。